ストックホルムの2つの宮殿|王宮、ドロットニングホルム宮殿を巡る

Updated 2024-01-02
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せっかくスウェーデン「王国」に旅をするなら、象徴とも言える「宮殿」へ

ストックホルムにある宮殿「ストックホルム王宮」と中心街から1時間ほど離れた「ドロットニングホルム宮殿」は、現在も使用されている宮殿です。

今回の記事では、ストックホルムにある2つの宮殿の見どころや魅力、観光に役立つ情報を詳しく解説します。

ぜひ最後までお読みください。本ページはプロモーションが含まれています。

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ストックホルム宮殿とは?

ストックホルム宮殿と衛兵

旧市街ガムラスタンにあるストックホルム宮殿(Kungliga slottet)は、観光必須の名所。

13世紀に要塞として建設され、16世紀から宮殿へと増改築されたこの宮殿は、現在でもスウェーデンの国王であるカール・グスタフ16世などの執務室として、実際に使われています。

建設当時に流行していたロココ調様式の影響が感じられるエレガントな内装が特徴的。中には王室にまつわる博物館もあり、国の行事に使われている王冠など、王室ゆかりの品々が展示。

600部屋以上ある宮殿の一部は一般公開されており、国王と王妃の寝室や応接室、礼拝堂などを見学可能です。ガムラスタン地区の一角を占めるこの宮殿は、スウェーデンの中でも見応えのある建築のひとつです。

ストックホルム宮殿の見どころ

スウェーデン王室のマーク

ストックホルム宮殿は、その大きさと豪華さだけでなく、その中には数々の魅力的な見どころが。

美術館として公開されている宮殿内部、歴史と芸術が息づく空間、そんなストックホルム宮殿の見どころを紹介します。

ストックホルム宮殿の見どころ1. 王室収蔵品

訪れる人々を驚かせる、王室の豪華なコレクション。その中には、古代から現代までの美術品や装飾品が含まれており、その美しさと工芸技術の高さに心を奪われるでしょう。美術品だけでなく、家具やインテリアにも注目。豪華な装飾が施されたこれらの品々は、過去の王族たちの生活を垣間見ることができます

ストックホルム宮殿の見どころ2. ガイドツアー

宮殿の一般公開では、個人の見学ももちろん可能ですが、約45分のガイドツアーがおすすめ。なぜなら、ガイドツアーのみでしか入室できない部屋があったり、説明とともに歴史を知りながら見学することが出来るため

1日数回開催されています。予約制ではなく、当日券を窓口で購入可能。英語でのツアーや期間限定テーマのガイドツアーもあります。公式サイトから事前に確認しておきましょう。

ストックホルム宮殿の見どころ3. 衛兵交代の儀式

ストックホルムの衛兵交代の儀式

観光客からとても人気な衛兵交代式。ストックホルム宮殿の護兵の警備は、1500年代に始まり、現在も伝統行事となっています。交代式は、音楽隊の演奏に合わせて約45分。4月下旬から8月までは毎日行われます。9月からは水・土・日のみ。冬季は開始時刻が少し遅くなります。季節によって開催日時が異なるので、事前に確認しておきましょう。衛兵の中には女性の姿が多く見られ、スウェーデンの男女平等社会を表しています。

ちなみに、夏季の衛兵交代式はとても人気。最低30分前には宮殿前の広場に行き、場所を確保しておいた方が良いでしょう。また行われる場所は宮殿正面庭の右側。場所を間違えてしまうと、始まる前に移動させられてしまうので注意が必要です。

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ストックホルム宮殿の観光に役立つ情報

ストックホルム宮殿を訪れる際に役立つ、事前に営業時間や入場料、アクセス方法をまとめました。

ストックホルム宮殿の営業時間と入場料

営業時間は季節によって変動しますが、大体は午前10時から午後5時
ただし王室の行事などで一部または全部が閉鎖されることもありますので、公式ウェブサイトで最新情報をチェックしてください

入場料は大人で170SEKで、子供と高齢者は割引料金が適用されます。
複数の博物館・美術館に一定期間で訪れることができるストックホルムパスを購入するのもおすすめです。

ストックホルム宮殿のアクセス情報

ストックホルム宮殿は、市内中心部に位置しているため、アクセスが非常に便利です。最寄りの地下鉄駅は「ガムラ・スタン」駅で、駅からは徒歩約5分とすぐ。市内観光バスのルート上にも位置しています。

ストックホルム宮殿(De Kungliga Slottet)
Kungliga slottet, 107 70 Stockholm
営業時間・ツアー詳細/公式サイト
衛兵交代の儀式/公式サイト

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ストックホルムのドロットニングホルム宮殿とは?

ドロットニングホルム宮殿

続いて紹介するのが、ストックホルム郊外に位置するドロットニングホルム宮殿。17世紀に建造されたこの宮殿は、ユネスコの世界遺産にも登録されており、その美しさと歴史性から「北欧のヴェルサイユ」とも称されています。

「王妃の小島」を意味するドロットニングホルム(Drottningholm)の名の通り、ストックホルム郊外のメーラレン湖を臨む場所に位置する宮殿

中には宮廷劇場や中国宮殿、庭園があり、夏には宮廷劇場にて、18世紀当時の舞台装置を使ったオペラ公演も催されます。
17 世紀から 19 世紀の芸術品や豪華な内装を堪能したら、庭園での散策がおすすめ。バロック様式の庭園からイングリッシュガーデンなど、フォトスポットも満載。秋には見事な紅葉も楽しむことが出来ます。

スウェーデン旅行はいつがオススメ?

スウェーデン観光に最適な時期は5月から9月です。北海道よりも高い緯度に位置し、東京などの日本の主要都市よりも1年を通して気温が低めなため、冬の寒さはかなり厳しいです。

暖かく気候の良いベストシーズン、5月から9月に旅行いくのもいいですが、費用を抑えたい場合は、10月から翌年の4月に旅行をずらすことを検討してみてください。

特に10月や4月はそれほど寒くなく、費用も削減できる時期。冬のオフシーズンは、夏場の半額程度でホテルに宿泊できることもあります。

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ストックホルムのドロットニングホルム宮殿の見どころ

ドロットニングホルム宮殿は、その豪華さと落ち着いた雰囲気、歴史的価値が訪れる人々を引きつけます。

ここからは特に注目してほしい、ドロットニングホルム宮殿の見どころをご紹介します。

ストックホルムのドロットニングホルム宮殿の見どころ1. 宮殿本館

まず訪れたいのは、宮殿本館の内部。
ヘドヴィグ・エレオノーラ王妃の寝室(Hedvig Elenora’s State Bedchamber)、緑の応接間(The Green Drawing Room)、ロヴィーサ・ウルリーカ王妃の図書館(The Library)など、豪華な内装や家具、絵画などが展示されています。
バロック式の内装がいい状態で保存されており、当時の豪華な暮らしを垣間見れるでしょう。

ストックホルムのドロットニングホルム宮殿の見どころ2. 美しい庭園

ドロットニングホルム宮殿の庭園

広大な庭園も見どころの1つ。総面積は120ヘクタールであり、これはなんと東京ディズニーランドの2倍以上に相当します
宮殿に近いエリアでは、美しいバロック式の庭園が広がっており、左右対称に配置された噴水や整然と剪定された植栽が見事な景観を作り出しています。

一方で庭園の奥にはフランス式庭園と英式庭園があり、四季折々の美しい風景を楽しむことができますよ。四季折々の美しさが庭園それぞれで堪能できるので、ぜひドロットニングホルム宮殿を訪れた際には庭園にもよってみてください。庭園は無料で一般公開されています。

ストックホルムのドロットニングホルム宮殿の見どころ3. 宮廷劇場

ドロットニングホルム宮殿には、世界で最も古い木造劇場があります。それが1766年にロヴィーサ・ウルリカ王妃の為に建てられた劇場。しかし1792年にグスタフIII世が亡くなると、バレエやオペラの上演に使用されていたドロットニングホルム宮廷劇場は忘れ去られまいます。

ですが近年、1920年代に入り、文学史家アグネ・ベイェルがその存在を再発見。舞台装置の修復が行われ、劇場は再び活用されるようになりました。現在でも夏になるとドロットニングホルム宮廷劇場ではオペラが上演されています。

この宮廷劇場は、1700年代に建てられた劇場の中で、木製の舞台装置が今でも使われている唯一の劇場です。劇場内部はガイドツアーでのみ見学可能。ガイドツアーにより、当時の劇場監督や役者が暮らしていた部屋や当時の舞台装置を見学できます。
18世紀当時のままの設備が保存されており、1年に1度だけ公開される特別な演劇が上演されます。

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ドロットニングホルム宮殿の観光に役立つ情報

ドロットニングホルム宮殿を訪れる際には、事前に営業時間や入場料、アクセス方法を知っておきましょう。

ドロットニングホルム宮殿の営業時間と入場料

ドロットニングホルム宮殿は季節により営業時間が異なりますが、基本的には午前10時から午後4時まで開放されています。ただし王室の行事などで一部または全部が閉鎖されることもありますので、公式ウェブサイトで最新情報をチェックしてください。
入場料は大人で130SEKで、子供と高齢者は割引料金が適用されます。

ドロットニングホルム宮殿のアクセス情報

ドロットニングホルム宮殿はストックホルム市中心部から西へ約10キロメートルの場所に位置しています。公共交通機関を利用する場合、地下鉄のブロマンライン(Brommaplan)駅からバスで約15分です。

ドロットニングホルム宮殿(Drottningholms slott)
Drottningholm
営業時間・ツアー詳細/公式サイト

ストックホルムで宮殿巡りをしてみては?

スウェーデンのロイヤルファミリー

ストックホルムは、美しい海と豊かな自然に囲まれた北欧の首都です。その中心には王宮が聳え立ち、市の郊外には現王室の居住するドロットニングホルム宮殿が広がっています。
どちらも見どころ満載で、ストックホルムに来たら、ぜひ訪れてみてください。

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