見逃せない!ノーベル賞の舞台、ストックホルム市庁舎「完全ガイド」

Updated 2024-01-02
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スウェーデン在住の筆者が、スウェーデンに旅行する方に、ぜひオススメしたい場所。それが、ストックホルム市庁舎です。

この記事では、魅力や見どころ、観光に役立つ情報を詳しく解説していきます。

ぜひ、最後までお読みください。本ページはプロモーションが含まれています。

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ストックホルム市庁舎とは?

ストックホルム市庁舎

ストックホルム中央駅から徒歩わずか10分に位置するストックホルム市庁舎(Stadhus)。ここはスウェーデンの首都ストックホルムに位置する、象徴的な建造物です。

ストックホルム市の行政の中心地であり、シンボルでもあり、市議会の会議が行われる場所でもあります。

スウェーデン人建築家Ragnar Östberg(ラグナル・オストベリ)の設計で1923年に建てられました。まるで宮殿のような佇まいをみせ、日本の早稲田大学の「大隈大講堂」建築の際の参考になったとも言われています。

ストックホルム市庁舎の黄金の間

何と言っても市庁舎は、あのノーベル賞授賞祝賀晩餐会の会場。ノーベル賞受賞者は、授賞式会場であるコンサートホールから移動し、市庁舎で晩餐会や舞踊会を楽しみます。ノーベル賞晩餐会が行われるブルーホールや舞踊会が開かれる黄金の間は、ストックホルムに来たら必ず観たいスポット。ガイドツアーにて、このブルーホールに黄金の間、プリンスの部屋などを見学することができます。

さらに併設されている106mのタワーからは、ストックホルム1の絶景が。塔は夏季のみ、ガイドツアーにて見学が可能です。

スウェーデン旅行はいつがオススメ?

スウェーデン観光に最適な時期は5月から9月です。北海道よりも高い緯度に位置し、東京などの日本の主要都市よりも1年を通して気温が低めなため、冬の寒さはかなり厳しいです。

暖かく気候の良いベストシーズン、5月から9月に旅行いくのもいいですが、費用を抑えたい場合は、10月から翌年の4月に旅行をずらすことを検討してみてください。

特に10月や4月はそれほど寒くなく、費用も削減できる時期。冬のオフシーズンは、夏場の半額程度でホテルに宿泊できることもあります。

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ストックホルム市庁舎の見どころ

ストックホルム市庁舎の見どころをご紹介します。

ストックホルム市庁舎の見どころ1. 豪華な建築

ストックホルム市庁舎

まず1つ目の見どころは、その壮麗な建築美。レンガで建てられた市庁舎の外観は、深い赤色で視覚的に強いインパクトを放ちます。

ストックホルムの街並みにマッチする色で、どこからでも市庁舎が一目で分かる存在となっています。建築が好きな方は絶対見逃せない観光スポットです。

ストックホルム市庁舎の見どころ2. ブルーホールと黄金の間

ガイドツアーのみで見学することができる市庁舎。有名な「ノーベル賞授賞祝賀晩餐会」が行われる「ブルーホール」や舞踏会の舞台となる「黄金の間」は必見です。

実は以前はブルーホールにて舞踊会が、黄金の間にて晩餐会が執り行われていたそうですが、参加者の人数が増えたことから、場所を交換したそう。

ガイドツアー(約45分)では、歴史とともに建築様式からノーベル賞祝賀会について詳しく説明してくれます。

ストックホルム市庁舎の黄金の間

筆者のおすすめは「黄金の間」。18キロもの純金を使った壁面モザイクは、圧巻の美しさです。ブルーホールは、青の間という名ですが、実際は赤い空間。当初はレンガの壁を青く塗る計画でしたが、あまりにも赤レンガが美しいためそのまま残したとか。

訪れてみると、ブルーホールの「狭さ」に驚くことでしょう。この空間に1000人以上集まるという超高密度なノーベル賞晩餐会の意外な一面を、実際に見学してみましょう。

ストックホルム市庁舎

12月初旬にガイドツアーに参加すると、ノーベル賞の晩餐会への準備を見ることができるかもしれません。

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ストックホルム市庁舎の観光に役立つ情報

ストックホルム市庁舎の観光に役立つ具体的な情報をご紹介します。

ストックホルム市庁舎の営業時間と入場料

ストックホルム市庁舎は1年中観光客を受け入れています。訪れる時間帯や季節によって営業時間が異なるため、事前に確認しておきましょう。市庁舎の内部はガイド付きのツアーでしか見ることができません

チケットの購入は当日のみ。事前予約はできず、ガイドツアーの時間は市の公式サイトに掲載されています。

ツアーの料金は大人で140SEK、学生やシニアは120クローナです。(学生の場合は、英語での記載のある学生カード等の持参が必要。)

ストックホルム市庁舎のアクセス情報

ストックホルム市庁舎へのアクセスは非常に簡単。ストックホルム中央駅から徒歩で約10分です。

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ストックホルム市庁舎のタワーからの絶景を楽しもう

ストックホルム市庁舎タワーからの絶景

夏季限定で見学できる、ストックホルムの市庁舎にある、タワーは必見スポット!

タワーの高さは106m、階段は合計で365段。エレベーターでタワー美術館のある中間時点へ登り、そこから階段を登ります。
見学スポットであるタワーの頂上には、9つの鐘が取り付けられており、12時と18時にはメロディーも奏でられます。250万個のレンガが使用されたタワーは重厚感たっぷり

時折、木造の箇所が見られ、エレベーター後から階段までの道のりはまるで迷路のよう。頂上までの道のりでは、中世へタイムスリップした感覚を楽しむことができます。

タワーはガイドツアーのみでしか見学することができません
事前予約はできず、市庁舎のタワー入り口で購入することができる当日券のみ。1回のガイドツアー人数は約30人までの先着順。希望の時間が満員の場合は、空いている時間での案内になります。時間が書かれた券をもらい、集合時間になったら、タワーの入り口へ。見学時間は約40分です。

注意点として、足腰が心配な方にはガイドツアーをおすすめすることができません。途中までエレベーターで登ることができますが、その後は階段を登ります。木造階段には手すりがついていますが、木造階段までのレンガ道の階段はとても急な部分もあり、手すりなどは十分に整っていません。お気をつけください。

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市庁舎のタワー、ガイドツアー開催時間

ガイドツアーの時間は、月ごとに異なります。市のホームページに時間が記載されており、"Opening hours"と書かれた欄に以下のように記載されています。

  • "Time table for visits during May and September"(5月と9月のタイムテーブル)
  • "Time table for visits during June, July and August"(6, 7, 8月のタイムテーブル)

※タイムテーブルの下に記載されている"Exceptions(例外)"もしっかりチェックしてください。

市庁舎のタワー、ガイドツアーのチケット購入方法

チケットの購入はタワーの入り口です。市庁舎の真ん中の広場から海岸を正面に左側へ。タワーの真下に入り口があります。夏の観光シーズン中、特に天気が良い日のタワーガイドツアーは大人気。早く売り切れてしまうので、必ず観たい方はタワーの入り口にあるオフィスが開く9時に出向きましょう。先に入場可能人数の少ないタワーの見学の予約をしてから、市庁舎のガイドツアーを予約すると、スムーズに。

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まずは、ストックホルム市庁舎へ

[Image with credit]

ストックホルム市庁舎は、その美しい建築、素晴らしい眺望、そして重要な歴史的地位から、ストックホルム観光で外せないスポット

赤レンガ造りの壮麗な外観、18キロもの純金を使用した黄金のホール、そして頂上からの絶景など、1度でたくさん楽しめる見応え満載の場所です。

ストックホルム市庁舎は、市内の中心部に位置しているためアクセスも良好。地下鉄や徒歩、フェリーなど、様々な交通手段を利用して訪れることができます。ぜひストックホルム市庁舎の"すべて"を満喫してみてください。

ストックホルム市庁舎(Stadhus)
Hantverkargatan 1, 111 52 Stockholm
ガイドツアー詳細/公式サイト

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