リアルスウェーデン!暮らすように旅しよう。現地スーパーの楽しみ方

Updated 2023-11-09
Article illustration

「暮らすようにスウェーデンを旅行してみたい」
「スウェーデンのスーパーについて知りたい」
「スウェーデン旅行で少しでも節約したい」

この記事はこんな方に向けて書いています。

デザイン王国としても有名な北欧・スウェーデン。このデザインを身近に楽しめるだけでなく、現地の文化や暮らしを垣間見れるのがスーパーです。カラフルで楽しいパッケージに包まれた、かわいいスウェーデンの日用品たちは、お土産にもおすすめ。また世界どこでも便利なコンビニ。スウェーデンでも有効活用したいですよね。

そこでこの記事では、スウェーデンの代表的なスーパーやコンビニをご紹介。これからスウェーデン旅行を考えている方や今スウェーデンに旅をしている方は特に、ぜひお読みください。

スウェーデンの代表的なスーパー

スウェーデンのスーパーのロゴ

スウェーデンでよく見かける大きいスーパーは以下の3つです。
この他にも価格帯の低めなWillys(ウィリーズ)やドイツ系のLidl(リドル)というスーパーがあります。

スウェーデンのスーパー1. ICA

ローコストのオリジナルブランドやオーガニック商品まで種類は豊富なICA(イカ)。ストックホルムでは特に、店舗数が多いです。Ica Maxiという大型店舗はスーパーとホームセンターが合体したような形になっています。

スウェーデンのスーパー2. Coop

庶民的なスーパーCoop(コープ)です。品揃えも豊富で、店舗もCoop Näraという小規模な店舗からStora Coopというメガサイズの店舗まで様々。ストックホルム中央駅地下にも店舗があります

スウェーデンのスーパー3. Hemköp

Hemköp(ペムショップ)というスウェーデンを代表するスーパー。オリジナルブランドEldorado(エルドラード)の価格帯は低め。オーガニック商品やフェアトレード商品も扱っています。

スウェーデンの代表的なコンビニ

スウェーデンの代表的なコンビニといえば、Pressbyrån(プレスビーロン)とSeven-Eleven(セブンイレブン)。

スウェーデンのコンビニで24時間営業の店舗はありません。各店舗により開店・閉店時間が異なるので、確認しておきましょう。旅行者に必要なSUICAのような電子マネー、SIMカードも購入できます。

  • 公共交通機関SLアクセスカードの購入
  • SLアクセスカードのチャージ
  • SIMカードの購入
  • SIMカードのチャージ

などは、レジのスタッフから直接購入することができる店舗が多いです。

ストックホルム中央駅でお買い物をしよう

スウェーデンのスーパーの果物売り場

スウェーデンのスーパーやコンビニで購入できる、オススメの定番商品をご紹介! ストックホルム中央駅内にある、スーパーのCoopとコンビニのPressbyrånをのぞいてみましょう。

野菜・果物

個数単位で売られている果物・野菜もありますが、スウェーデンでは野菜や果物は量り売りが基本。ビニール袋に商品を入れ、レジ、またはスケールで商品名を検索し発行されたシールを貼ります。
シールを貼らなくても、レジにてスタッフさんに量ってもらうこともできます。

サラダ・サンドイッチ

サラダラップやサンドイッチ、サラダなどの軽食コーナー。チキンや卵、ハム、ベジタリアン向けなど種類は様々です。

ドリンク

ミネラルウォーターを始め、炭酸系のドリンクが置いてあります。スムージーやヨーグルトドリンクは、レジ近くのお菓子コーナーの側に置いてあります。

パン・ペイストリー

フランスパンから菓子パンまでバライティ豊かなパンコーナー。パンは、クロワッサンや定番シナモンロール、マフィンなど種類が多く、朝一番では焼きたてを楽しむことができます。

スナック

「OLW」というスウェーデン産のジャガイモを使用したポテトチップスや定番のブランドが並ぶスナックコーナーです。コーヒー・紅茶コーナー等がある、中央のセクションに位置しています。

お菓子

スウェーデンの代表的なチョコレートのMarabou(マラボー)や老舗お菓子ブランドCloetta(クロエッタ)のチョコレート菓子KEX(ケックス)、子供から大人まで大人気なお菓子クッキーBallerina(バレリーナ)などがずらり。

キャンディーバー

チョコレートからグミまでずらりと並んだコーナー。袋に好きなお菓子を好きなだけ、スコップで詰めたらレジに持っていきます。重さで値段がきまる量り売り式です。

生理ナプキンやタイツ

スウェーデンのスーパーので買える日用品

知っておきたいスウェーデンのスーパー情報

スウェーデンでお酒を購入するには

日本と異なり、3.5%以上のアルコールを含むお酒は、国営の酒屋であるSystembolaget(システムボラーゲット)にての販売のみです。スーパーでは購入することができません。

スウェーデンのスーパーでのレジ袋

スウェーデンではスーパーのレジ袋は有料です。3kr(40円程)〜と値段も高めなので、エコバック等を持参しましょう

スーパーのセルフレジの使い方

スウェーデンのスーパーのセルフレジの使い方
スウェーデンのスーパーで役立つスウェーデン語

  • 無農薬:Ekologisk(エコロージスク)
  • パン:Bröd(ブロッド)
  • ミネラルウォーター:Mineralvatten(ミネラルヴァッテン)
  • コーヒー:Kaffe(カッフェ)
  • 紅茶:Te(ティェ)
  • チョコレート:Choklad(ショコラッド)
  • シナモンロール:Kanelbulle(カネルブッレ)
  • ラズベリー:Hallon(ハーロン)
  • ブルーベリー:Blåbär(ブローバー)
  • オレンジ:Apelsin(エッペルシン)
  • レモン:Citron(シトロン)
  • りんご:Äpple(エップレ)
  • 梨:Päron(パーロン)
  • 牛乳:Mjölk(ミョルク)
  • ヨーグルト:Yoghurt(ヨーグトッ)
  • サーモン:Lax(ラックス)
  • ハム:Skinka(フィンカ)
  • 鶏肉:Kyckling(シクリング)
  • 牛肉:Nötkött(ノーショット)
  • 豚肉:Fläskkött(フレスクショット)
  • オーブン焼き:Rostad(ロスターッド)
  • 酢漬け:Inlagd(インラッド)
  • 混ぜた:Blandad(ブランダッド)

スウェーデンのスーパーで人気なピカデリ

スウェーデンのスーパーのピカデリ

中・大規模のスーパーや時折コンビニにも置いてあるサラダバーのPica Deli (ピカデリ)。サラダといえども、パスタや焼き鳥のようなチキン類、卵、チーズ、さらに果物までバリエーションが豊富。各自セットされているトングで自分の好きな量を取っていくシステムです。ホテル滞在がほとんどの旅行者にはありがたく、自分の好きなものを好きな量だけ取ることが出来る点が魅力

値段は各スーパーやコンビニの場所によって異なりますが、”12.90kr / kg” などと表示されているのでチェックしてくださいね。決まりとして、一度取ったものを戻すことはNGです。また値段のシールは1パックにつき1シール。基本的に日本のサラダバーと同じシステムですね。

スウェーデンのスーパーのピカデリの使い方

簡単にご飯を済ませたい際におすすめ。種類の多さからスウェーデン人からも人気です。旅行中にサッと食事を済ませたいときは、ぜひPica Deliのサラダバーを!

スウェーデンのスーパー、旅行の楽しみの1つに

スウェーデンのスーパーの魅力を紹介してきましたが、いかがでしょうか。地元の食材が豊富で、スウェーデンの食文化が反映されていること、そして環境への配慮が見えることなど、スウェーデンを身近に感じることでしょう。またスーパーに行くことで、現地の人々の日常生活やライフスタイルを直接見ることができます。それこそが、旅行の醍醐味とも言えのではないでしょうか。
スウェーデンを訪れたときは、ぜひスーパーを訪れてみてください!