ウィーンの観光スポット24選、すべてわかる完全版!

Updated 2023-11-14
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オーストリアの首都ウィーン。モーツァルトやベートーベンを輩出した音楽の都、チョコレートケーキのザッハトルテの発祥の地、美しい建築物など、見所がたくさんあります。

この記事では、そんなウィーンで行きたい観光名所24選をご紹介します。情報は、2023年現在のものです。

ウィーンの観光名所1. シュテファン大聖堂

ウィーンの観光名所のシュテファン大聖堂

ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂(シュテファン寺院)。ウィーンの街中を歩いていれば必ず目に入る大きなこちらの寺院。ショッピング、レストラン、カフェなど多くの店舗が並ぶウィーンの中心ど真ん中に位置しています。

シュテファン大聖堂自体は無料で見学が可能。手前に柵があり、奥まで見たいという方はチケットを購入しましょう。さらに、北塔(エレベーター)、最も高い137mの南塔(343段の階段)を登ると、ウィーンの景色を一望することができます。

北塔の高さ68.3mに位置しているのは、ヨーロッパで2番目に大きい吊り下げ式の鐘。大聖堂の地下墓地のカタコンベには、ハプスブルク家のルドルフ4世など当時の皇帝のお墓があり、ツアーも開催されています。チケットの詳細は以下の通りです。チケットはオンラインでは購入できず、現地で現金の支払いのみ。ご注意ください。

シュテファン大聖堂チケット

  • 入場料・オーディオガイド:€6
  • オールインクルーシブチケット(オーディオガイド・北塔・南棟・カタコンベ・宝物館):€20
  • 北塔入場料:€6
  • 南塔入場料:€5.50
  • 地下墓地カタコンベツアー:€6

シュテファン大聖堂(Domkirche St. Stephan)
Stephansplatz 3, 1010 Wien

ウィーンの観光名所2. シェーンブルン宮殿

ウィーンの観光名所のシェーンブルン宮殿

ウィーン観光で外せない、世界遺産のシェーンブルン宮殿。宮殿内はガイドツアーのみ見学が可能です。宮殿内には、数々の施設・ツアーがあります。

シェーンブルン宮殿のツアー・施設

  • グランドツアー(€26):約1時間かけて40部屋を回るツアー
  • インペリアルツアー(€22):約40分ほどで40部屋のうち22部屋を回るツアー
  • 子供博物館(€22):子供向けの体験型博物館(ドイツ語)
  • 4月〜11月のみオープン:動物園、グロリエッテ(Gloriette)、プライベート庭園(Privy Garden)、迷宮庭園(Maze)オランジュリー温室庭園(Orangery Garden)

「ウィーンパス」では、こちらのグランドツアー、子供博物館、プライベート庭園、迷宮庭園、オランジュリー温室庭園が含まれています。人気シーズンは特に、チケット売り場は混み合い行列ができていることもあるので、オンラインで予約することをおすすめします。敷地は広く、駅からも少し歩くため、オンラインで予約した場合は特に時間に余裕を持って行きましょう。

広い敷地内には、美しい庭園、宮殿の反対側にある見晴らしの良いグロリエッテ(モニュメント)、その建物内にあるカフェグロリエッテなど盛りだくさんなので、半日程を確保しておくといいでしょう。11月〜3月までは庭園やグロリエッテは入ることができませんが、カフェグロリエッテは年中オープンしています。4月〜10月がベストシーズンではありますが、冬季期間にはグランドツアーのみでも十分に楽しむことができます。

宮殿内の見どころは、当時6歳のモーツァルトが演奏した「鏡の間」やウィーン会議の舞踊家会の会場となった「大広間グローセ・ギャラリー」など。女帝マリア・テレジアがどのように過ごしていたかも知ることができます。

3月中旬〜10月は宮殿内でパノラマトレインが走っているので移動に便利です。クリスマスマーケットも開催されています。シェーンブルン宮殿内は朝8:30より開館しており、庭園は年間を通じて6:30より解放されています。混雑を避けたい方、絶景をより楽しみたい方は、朝一の観光がおすすめです。

シェーンブルン宮殿(Schönbrunn Palace)
Schönbrunner Schloßstraße 47, 1130 Wien

ウィーンの観光名所3. ホーフブルク王宮

ウィーンの観光名所のホーフブルク宮殿

ハプスブルク家の歴代皇帝が住んでいた宮殿、ホーフブルク王宮(ホーフブルク宮殿)。13世紀より何世紀にもわたって拡張や改築が行われ、現在ではさまざまな様式が合わさった複合建築です。現在はオーストリア大統領公邸も備えており、こちらの広大な敷地の中にさまざま施設が併設されています。

ホーフブルク王宮の施設

  • 旧王宮(「銀器コレクション」→「シシィ博物館」→「皇帝の部屋」のツアー)
  • 新王宮(「エフェソス博物館」「古楽器博物館」「中世武器博物館」「ワールドミュージアム」)
  • オーストリア国立図書館
  • スペイン乗馬学校
  • ウィーン王宮宝物館
  • スイス門やスイス宮
  • アウグスティナー教会

この中でもホーフブルク宮殿の人気観光名所は、旧王宮(シシィ博物館)、オーストリア国立図書館、そしてスペイン乗馬学校。各施設によって入場料がかかりますが、シシィ博物館を含めた旧王宮(€16)、オーストリア国立図書館(€8)、そしてスペイン乗馬学校(€16)、ウィーン王宮宝物館(€14)はウィーンパスの利用が可能です。

ホーフブルグ王宮(Hofburg Imperial Palace)
1010 Wien

ウィーンの観光名所4. ウィーン市庁舎

ウィーンの観光名所のウィーン市庁舎

ネオゴシック調の一際目を引く建物がウィーンの市庁舎。毎週月・水・金には、13:00より無料ガイドツアーが開催されています。最大50人までで、整理券は朝8時に配布。議会開催中や舞踊会などイベントがある日は遂行されません。例として、2月23日、24日は議会が開催されているのでツアーはありません。英語での無料オーディオガイドも用意されており、利用する場合はパスポートが必要です。11月終わり頃からはクリスマスマーケットが開催され、幻想的なライトアップがウィーン市庁舎を彩ります。

ウィーン市庁舎(Rathaus der Stadt Wien)
Friedrich-Schmidt-Platz 1, 1010 Wien

ウィーンの観光名所5. ウィーン国立歌劇場

ウィーンの観光名所のウィーン国立歌劇場

音楽の都、ウィーン。その歴史の中でも特に名所となっているのが、ウィーン国立歌劇場。ニューヨークのメトロポリタン歌劇場、ミラノのスカラ座に並ぶ世界三大歌劇場の1つです。第二次世界大戦により損害を受けたにもかかわらず10年の年月をもって再建され、ベートヴェンの「フィデリオ」より再開。

世界最大級のオペラハウスでもあり、シーズンは毎年9月から6月まで。シーズン中はほぼ毎日公演が行われています。7月、8月には公演はありません。毎年2月にはウィーンの舞踊会を代表するオペラ座舞踊会が開催されます。チケットは約2ヶ月前からの発売となり、直前では売り切れてしまっているため、旅行の日程が決まったらオンラインでチケットを購入しておきましょう。立ち見席はたったの3〜4ユーロなので、気負わずに鑑賞することができます。しかしマナーとしてジーンズやスニーカーは避け、シャツや少しキレイめの格好をして行きましょう。

劇場の内部のガイドツアーも開催しており「ウィーンパス」の利用が可能です。日によってガイドツアーの開催日時が限られているので、必ず事前に確認してください。

ウィーン国立歌劇場(The Vienna State Opera)
Opernring 2, 1010 Wien
ガイドツアー/公式サイト

ウィーンの観光名所6. ウィーン美術史美術館

ウィーンのウィーン美術史美術館

ウィーンの中で1つ美術館を選ぶなら、ウィーン美術史美術館(美術史博物館)を。絵画のみならず、古代エジプト・古代ローマ・古代ギリシャの彫刻や歴代の皇帝が収集した工芸品、コインのセレクションなど「博物館」としての役目も担っています。展示品は約5,000と、何時間いても足りないほど。正面の階段を上がってすぐ、2階の絵画展示室の手前の壁の上部にはクリムトの壁画も。

館内にあるカフェゲルストナー(Café im Kunsthistorischen Museum Wien)はとても贅沢な作りになっています。美術館に入場しないと入れない場所なので、ぜひウィーン美術史美術館を訪れた際にはこちらのカフェも行ってみてください。月曜は閉館日。ウィーンパスの利用が可能です。

ウィーン美術史博物館(Kunsthistorisches Museum Wien)
Maria-Theresien-Platz, 1010 Wien
入場料:€18(ウィーンパス可)*優先入場

ウィーンの観光名所7. シシィ博物館

ウィーンの観光名所のシシィ博物館

「シシィ(Sisi)」の愛称で親しまれるハプスブルク家・エリザベス皇后の生活を垣間見れるシシィ博物館。王宮の中に併設されています。ハプスブルク家最後の皇帝となったフランツ・ヨゼフ帝の妃であったエリザメス皇后はウィーンのアイコニックな存在。そんな彼女の愛用品や住居、部屋、など、当時の優美な生活を思う存分見学することができます。

展示物の数がとても多いので、時間には余裕を持っておきましょう。入場料と日本語のオーディオガイドのセットは、2023年4月より€16、入場料と約1時間の英語でのガイドツアーは€20となっています。

シシー博物館(Sisi Museum Hofburg)
Michaelerkuppel, 1010 Wien
入場料・オーディオガイド/€16(ウィーンパス可)

ウィーンの観光名所8. スペイン乗馬学校

ウィーンの観光名所のスペイン乗馬学校

スペイン乗馬学校(スペイン式宮廷馬術学校)ホーフブルク王宮内にある、「古典馬術」の最高技術が保存されている世界唯一の乗馬学校であり、2015年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。

ほぼ毎日10:00〜11:00にはトレーニングの様子を見学することができます。席によって値段は異なり、立ち見席で16ユーロから。ガイドツアー(21ユーロ)も午後に1日4回(13時、14時、15時、16時)開催されており、事前の予約が必要になります。日によっては年に数回、公演があり、オーストリアのクラシック音楽に合わせて馬たちがステップや飛躍技を見せてくれます。席によっては30ユーロからなので、興味のある方は事前にオンラインで予約をしましょう。入場(16ユーロ)には、ウィーンパスの利用が可能です。

スペイン乗馬学校(Spanische Hofreitschule)
Michaelerplatz 1, 1010 Wien
入場料/€16(ウィーンパス可)

ウィーンの観光名所9. ウィーン王宮宝物館

ホーフブルク王宮の敷地内にある王宮博物館。ハプスブルク家が収集した宝石、装飾品、帝冠など、ウィーン1煌びやかな博物館となっています。10世紀後半の神聖ローマ帝国やオーストリア皇帝のの帝冠をはじめ、1602年にルドルフ2世が作ったルビー、サファイヤ、ダイアモンド、真珠など、これでもかというほど宝石を埋め込んだ帝冠は、世界で最も美しい帝冠の一つと言われています。ウィーン美術史美術館のすぐ近くにあり、お得なセットの入場チケットもあります。

ウィーン王宮宝物館(Kaiserliche Schatzkammer Wien)
Hofburg, Schweizerhof, 1010 Wien
入場料/€14(ウィーンパス可)*優先入場

ウィーンの観光名所10. アルベルティーナ美術館

ウィーンのアルベルティーナ美術館

モネ、ピカソなど数々の名画を所有する宮殿の中にある美術館。建物は元々ハプスブルク家が所有しており、1805年に美術館となりました。現在ではBatliner家から借り受けているコレクションとして、Batliner Collectgionがをみることができます。モネ、シャガール、ピカソ、セザンヌなど、世界的に価値のある絵画コレクションが常設で展示されています。

また、アルベンティーナ美術館には20部屋のハプスブルク家のアパートメントも含まれており、見学が可能。美術館のみならずこちらのアパートメント部分の見学もおすすめします。

アルベンティーナ美術館(Albertina)
Albertinapl. 1, 1010 Wien
入場料:€18,90(ウィーンパス可)*優先入場

ウィーンの観光名所11.レオポルト美術館

ウィーンのレオポルト美術館

エゴン・シーレの大コレクションを所蔵し、クリムトの作品も多く展示するレオポルド美術館。とても広い館内には数々の名作が展示されている比較的モダンな美術館です。祝日などによって開館時間が異なるので、事前にホームページでチェックしておくことをおすすめします。

レオポルド美術館(Leopold Museum)
Museumsplatz 1, 1070 Wien
入場料/€14(ウィーンパス可)*優先入場

ウィーンの観光名所12. ベルヴェデーレ宮殿

ウィーンのベルヴェデーレ宮殿

優美なバロック建築のベルヴェデーレ宮殿。軍人としてオーストリア帝国を支えた英雄、オイゲン公が夏の離宮として築きました。しかしオイゲン公には子供はおらず、遺言はなかったため、後にハプスブルク家により接収。現在ではオーストリアでも屈指の美術品が展示されるギャラリーとなっており、ハイライトはグスタフ・クリムトの「接吻」です。

ウィーンのベルヴェデーレ宮殿

有名な作品は上宮に多く展示されており、下宮は元々オイゲン公の居城として使われていたため、黄金の間、グロテスクの間、さらには特別展の会場となっています。時間がない場合は、上宮だけでも行く価値があります。上宮のテラスから見渡せる美しい庭園と下宮、そしてウィーン市街の景色は圧巻なので、ぜひ行ってみましょう。

ベルヴェデーレ宮殿(Upper Belvedere)
Prinz-Eugen-Straße 27, 1030 Wien
入場料/€18(ウィーンパス可)*優先入場

ウィーンの観光名所13. オーストリア国立図書館

ウィーンの観光名所のオーストリア国立図書館

18世紀の皇帝カール6世によって、当時王宮図書館であったこの地がバロック式の美しい図書館へと改築されました。ハプスブルク家の住居として使われていた王宮の一部に位置しています。図書館は80mと長く、天井はなんと20mの高さ。大広間(プルンクザール)の天井に描かれているのは、宮廷画家ダニエル・グランによる豪華なフレスコ画。図書館とは思えないほど、まるで美術館のような作りになっています。図書館ではありますが、入場料がかかるので注意してください。

オーストリア国立図書館(State Hall of the Austrian National Library)
Josefsplatz 1, 1015 Wien
入場料/€8(ウィーンパス可)

ウィーンの観光名所14. カールス教会

ウィーンの観光名所のカールス教会

ウィーン中心街とベルヴェーレ宮殿の中間に位置するカールス教会。大きなドーム型の屋根が特徴的なこのバロック建築の教会では、内装だけでなく音楽を楽しむことができます。

夜の20:15ごろから、モーツァルトの「レクイエム(Requiem)」、ヴィヴァルディの「四季(The Four Seasons)」のコンサートが日によって開催されています。開催日や開催時期は限られているので、事前にチェックしてみてください。

カールス教会(Karlskirche)
Kreuzherrengasse 1, 1040 Vienna
入場料・コンサート開催日/公式サイト

ウィーンの観光名所15. 聖ペーター教会

ウィーンの観光名所の聖ペーター教会

ウィーンで最も古いローマ・カトリック教会である、ペーター教会。4世紀後半に築かれ、その後改装や修復を重ね現在の姿に。入ったら、その美しいバロック様式の豪華な内装に見とれるはずです。ドーム型の天井にはロットマイヤーによるフレスコ画が描かれています。

毎日15時ごろになると、2175本から構成されるロココ様式のパイプオルガンの演奏が行われているので、タイミングを合わせていくのもおすすめです。

聖ペーター教会(Katholische Kirche St. Peter)
Peterspl. 1, 1010 Wien

ウィーンの観光名所16. モーツァルトの家

ウィーンの観光名所のモーツァルトの家(モーツァルト・ハウス)

モーツァルトがウィーンに住んでいた十数件の住居のうち現存する唯一の場所、モーツァルトの家(モーツァルト・ハウス)です。1784年〜1787年までこの家に住み、代表作であもあるオペラ「フィガロの結婚」を作曲したといわれています。現在6つのフロアがあるこの建物はモーツァルトの博物館のようになっており、ウィーンで過ごした10年にまつわるものが展示されています。毎週月曜日が定休日となっています。

モーツァルトの家(Mozartwohnung)
Mozarthaus, Domgasse 5, 1010 Wien
入場料/€12(ウィーンパス可)

ウィーンの観光名所17. 音楽の家

ウィーンの観光名所の音楽の家

「ウィーンで音楽を満喫したい!」そんな方におすすめなのがこちらの体験型博物館。登ると音がするピアノの鍵盤を模した階段、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団博物館など、「音楽の都ウィーン」を存分に楽しむことができます。

音楽の家(Haus der Musik - Das Klangmuseum)
Seilerstätte 30, 1010 Wien
入場料/€16(ウィーンパス可)

ウィーンの観光名所18. ウィーン自然史博物館

ウィーンのウィーン自然史博物館

博物館がお好きな方はぜひウィーン自然史博物館へ。ハイライトは、「ヴィーナス・キャビネット」に展示されている身長11センチの彫像「ヴィレンドルフのヴィーナス」です。ホーフブルク宮殿のすぐ近くに位置しています。

ウィーン自然史博物館(Naturhistorisches Museum Wien)
Burgring 7, 1010 Wien
入場料/€12(ウィーンパス可)*優先入場

ウィーンの観光名所19. プラーター遊園地の大観覧車

ウィーンの観光名所のプラーター遊園地の大観覧車

ウィーンのシンボルの1つ、プラーター遊園地の大観覧車。1945年に再建された木製のゴンドラで、高さ65mを誇ります。『007/リビング・デイライツ』をはじめ、これまだ数々の映画の撮影で使われてきました。プラーター遊園地自体が、夏場をはじめ現地のオーストリア人、そして観光客の人気スポットとしてとても賑わっています(冬場はほぼ閉園状態)。その中でもこの大観覧車はプラーター遊園地のアイコンという位置付けになっています。実際に乗ると足元は全面ガラス張りと若干スリリングなアトラクションなので、スリルを楽しみたい方はぜひ乗ってみてください。

プラーター公園の大観覧車(Wiener Riesenrad)
Gaudeegasse 1, 1020 Wien
入場料/€13,50(ウィーンパス可)*優先入場

ウィーンの観光名所20. アンカー時計

ウィーンの観光名所のアンカー時計

1914年に作られた機会時計で、ウィーンの著名人の12人が1時間ごとに現れ時刻を示します。毎日正午にはその12人が一斉に登場し、音楽を奏でるので、時間を合わせてぜひ12時に行ってみることがおすすめです。

アンカー時計(Ankeruhr)
Hoher Markt 10-11, 1010 Wien

ウィーンの観光名所21. ペスト記念柱

ウィーンの観光名所のペスト記念柱

シュテファン大聖堂から街並みに沿って歩く途中に見えてくるのが、ペスト記念柱。14世紀頃にヨーロッパ大流行したペストの終息を願って、1963年に大理石で築かれました。こちらのペスト記念柱のような記念碑はヨーロッパの都市に多くありますが、ウィーンの記念柱は特に美しいと有名です。

ペスト記念柱(Wiener Pestsäule)
Graben 28, 1010 Wien

ウィーンの観光名所22. クンストハウス・ウィーン

ウィーンの観光名所のクンストハウス

アパート連なる住宅地にいきなり現れるカラフルで一風変わった建物がクンストハウスです。建築家フンデルト・ヴァッサーによる作品で、元々家具工場であった建物内にはカフェやレストラン、美術館が併設されています。美術館はウィーンパスの利用が可能です。すぐ近くにはフンデルト・ヴァッサー・ハウスがあり、こちらもカラフルな外観が写真映えするスポット

ウィーン中心外からバスで15分ほどと少し離れますが、写真スポットをお探しの方、建築に興味がある方は行ってみてください。一般の住宅街であり、特にオフシーズンは人気が少ないため、暗くなってからこの近くを歩くことはおすすめしません。

クンストハウス・ウィーン(Kunst Haus Wien)
Untere Weißgerberstraße 13, 1030 Wien
美術館入場料/€11(ウィーンパス可)

ウィーンの観光名所23.フォルクスガルテン

ウィーンのフォルクスガルテン

春から秋頃まで特におすすめしたいのが、ウィーンにある公園の中でも特に美しいと言われているフォルックスガルテン公園。王宮からウィーン市庁舎に行くまでの道のりにあり、200種類を超えるバラや年間3,000以上の花々が咲き誇っています。サンドイッチやホットドックなど、テイクアウトをしてこの公園のベンチでゆっくりするのもおすすめです。

フォルクスガルテン(Volksgarten)
1010 Wien

ウィーンの観光名所24. ウィーン市立公園

ウィーンのウィーン市立公園

モーツァルト、ベートヴェンと共に「音楽の都ウィーン」に大きな影響を残したヨハン・シュトラウスの記念像があるウィーン市立公園。園内には川が流れ、とても美しい公園で、ウィーン市民の憩いの場となっています。

ヨハン・シュトラウス像(Johann-Strauss-Denkmal)
Am Stadtpark, 1030 Wien

見どころ満載のウィーンへ

見どころ満載のウィーン

ウィーン、オーストリアの首都、これはまさに美と歴史の宝庫。古き良き時代の面影が残る街並みや、華やかな宮殿、世界的に有名な美術館など、ウィーンには見どころが満載です。古き良きヨーロッパの歴史に満ちたこの都市に行ってみませんか?