知って得する!海外旅行30回以上が解説する【賢いパッキング10のコツ】
Updated 2024-09-04目次
- パッキングどうもうまくいかない
- スーツケースがパンパンでお土産が入らない
- 整理整頓が苦手でも使えるパッキングのコツってあるの?
実はパッキングはコツさえ押さえていれば、だれでも簡単に荷造りすることができます!
この記事では海外旅行経験30回以上・海外留学や海外への引っ越し等も経験した筆者が、パッキングのコツを徹底解説。
記事を読み終えると、パッキングでありがちが失敗を防ぐことができ、帰国時もスムーズにパッキングをすることができます。
ぜひ最後までお読みください。
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パッキングのコツ1. まず情報確認
パッキング前に「4つのこと」を確認しておきましょう。
- クレジットカードを2枚以上持っている
- Wi-FiまたはSIMカードの用意
- 旅先の気候・天候など「現地の情報」
- 運行する航空会社の荷物制限ルール
前提として運行する航空会社が指定するスーツケースの大きさや重さなどの手荷物ルールをチェックしましょう。
また、旅先での気温や天気は、パッキングの持ち物選びを大きく左右するので、しっかりと確認しておくのがコツです。
プラスして、
- 行きたい観光地はどんな場所なのか
- ツアー日程
- 現地の治安情報
などをまず一度チェックすると、スムーズにパッキングを進められます。
クレジットカードやWi-Fi、SIMカードについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
パッキングのコツ2. すべて選んで取り出す
持ち物を選びながらスーツケースに詰めていくのではなく、最初にパッキングしたいものをすべて選びましょう。
なぜなら、一度ベットの上などに持ち物を全て並べてから、空のスーツケースにしまった方が、
- 圧倒的に時短・スムーズ
- パッキングのコツを実践しやすい
- 取捨選択をしやすい
からです。
これからお伝えする「衣類の詰め方」や「スーツケースへの詰め方」のコツも、最初に持ち物をすべて選んでからの方が実践しやすいです。
パッキングのコツ3. 「かも」は禁物!荷物は必要最低限
「これは持って行った方がいいかも」
「使うかもしれないかも」
「あると便利かも」
が、パッキングで失敗する理由です。
「パッキングのコツ10」で記載してますが、現地で使い切れる消耗品は持っていってもOK。
ですがそれ以外は厳選しましょう。
ここでは取捨選択のコツをご紹介します。
コツ1. 普段使っている物のみ
普段使わない物は、旅先でも使いません。
筆者もよく「旅行だし、せっかくだから持っていこう」と入れたものの、一度も使わずじまいで後悔したことが何度もありました...。
必要になったら現地で購入することもでき、現地でのショッピングを楽しむきっかけにもなります。
コツ2. これまで使わなかったものは省く
今までの旅行で使わなかったものは、結局使いません。
例えば「ガイドブック」。今はスマホからすぐ調べることができ、Googleマップなどを使えば検索やガイドも可能。
ガイドブックの代わりに、行きたいレストランやお店をブックマークしておく、気になるページは写真をとっておくなどがおすすめです。
他には「おしゃれグッツ」。「旅先で写真も撮るし...」と持っていったヘアアイロン。朝急いでいたり、現地が暑くて髪を結んでいたので、結局いらなくなりました。ヘアアクセサリーも結局使わずじまい。
それより「旅先でいいものをみつける」という考え方で旅する方が楽しいですよ!
コツ3. 本や雑誌はどうしてもなら
意外と重さがあるのが、文庫本や雑誌などの本類。帰国の際やむを得ず現地に置いて帰るなどもありがちです。
また文庫本などの薄い本は、受託手荷物に入れると表紙がよれたり、角が折れてしまう可能性も。
現地で読みたいという方は選りすぐりのみを持っていきましょう。
コツ4. 時間が経ってから見直す
おすすめしたいコツが、一度パッキングをして、時間が経ってから見直すこと。
意外と「これいらなくない?」なんて物が多く出てきます。
現地で荷物が多くて、得することはありません!
増えたバッグを持ち歩きながら移動も大変ですし、帰国の際に超過手荷物として料金を払わざるを得ない可能性も。しっかり厳選しておきましょう。
パッキングのコツ4. 洋服・靴選びは機能性を重視
パッキングをする際に必ず多く割合を占めてしまうのが洋服。
つまりパッキングのコツで、一番効果が出やすいカテゴリーでもあります!
洋服選びの際には大きく以下のことをおすすめします。
コツ1. 重い・かさばるものは避ける
かさばって圧縮もしずらいもの、スペースをとってしまうものや、重めな服は最初から避けましょう。
- ダッフルコートより、軽く防寒性も強いダウンコート
- 革ジャンより、着回しができるアウター
- 重めなセーターより、防寒インナーと軽いセーターの組み合わせ
- スノーブーツは履いて行くもののみ!2足はいらない
などの工夫によって、大幅に荷物を減らすことができます。
女性の場合、ジーンズより布のボトムスの方が薄くてコンパクトに収納できるので旅行向き。また冬場は荷物が重くなりがちです。
防寒インナーや薄くても暖かいダウンコート等をうまく利用しましょう。
コツ2. シワになりにくい服を選ぶ
小さく折りたたみやすい、シワになりにくい洋服がおすすめです。特に洋服は行きも帰りも「緩衝材」として使えるので「スーツケースの下の方にしまっても大丈夫!」といえるぐらいのアイテムがベスト。
洋服選びのコツは、コットン100%よりも、シワになりにくいポリエステルやナイロン素材を含んでいるアイテムがいいでしょう。
コツ3. 着回しやしやすい服を選ぶ
1回限りで選択が必要なものより、何度か着れるシンプルなアイテムが旅行には必須です。
黒のカーディガンや履き回せるズボンは一枚など、「何にでも使える」アイテムを持っていくと便利。
コツ4. 靴は履き心地を重視
旅行では履き慣れていて、自分に合っている靴を持っていきましょう。
旅行の基本は観光やアクティビティ、ショッピングなど歩く機会ばかり。
機内でむくみやすくなる、時差で普段より疲れやすくなるなどの環境の中、背伸びした靴はオススメできません。
ファッションを優先したい方向けのコツは、予備のスニーカーをスーツケースにしのばせること。
せっかくの旅行を楽しむためにも、新品の靴も不向きです。
パッキングのコツ5. 「より軽い」もの
こちらは筆者の持論になってしまいますが、現地で買い物をしたい方は、パッキング用のオーガナイザーや化粧ポーチなど「布袋」はおすすめしません。
なぜなら帰国間際に「あと数百グラム減らさなければ」と1kgにも満たないギリギリの戦いをたくさん経験したからです。
長期同じホテルに滞在する場合のみ唯一持って行くのは、壁掛けできる吊り下げ式のポーチ。
「重さには余裕がある」という方は「ファスナーを閉めるだけで圧縮できる」圧縮機能付きかつ、軽量のオーガナイザーをおすすめします。
ですが...ちりも積もれば山となり。
ポーチや整頓用の小分けグッツは、数が多くなるとそれだけで重さ・かさばる原因になります!
そこでパッキングのコツとして、ポーチやオーガナイザーの代わりに以下のものをおすすめします。
コツ1. ジップロック
化粧品や洗面道具など「細かい物の収納」に役立つのが、ジップロック。
汚れてもOKなので気兼ねせず、液体漏れなども防止できる優れものです。
どこに何が入っているかも一目瞭然。
必要無くなったら気兼ねなく捨てれる点もいいですね。
コツ2. ビニール袋
こちらは洋服や下着などの小分けにオススメ。
汚れた衣類のランドリーバックやゴミ袋にもなるので一石二鳥。
筆者はいつも100均で、やや大きめの手提げつきビニール袋を購入して、小分けに収納しています。
コツ3. 圧縮袋
行きはスペースに余裕を持たせるため、少しかさばる洋服を圧縮せずに、収納バッグとして使います。帰国時に本領発揮です!
コツ4. エコバック
1つ持っていくと便利。海外でもスーパーを始め、多くの店のレジ袋やショップ袋が有料です。
洋服の収納・小分け用として持って行き、必要になったらエコバックとして、現地でも使えます。
コツ5. 洗濯ネット
こちらは長期滞在・ホステルに滞在するなど、現地で洗濯をする方向けのパッキングのコツです。
洗濯ネットなら軽量ですし、コインランドリーでもそのままポンっと入れるだけでOK!下着なども外から中身が見えにくい点もオススメな理由の1つです。
パッキングのコツ6. 重い・大きいものは下に詰める
パッキングの基本は「軽いものを上に」「重いものが下に」。
海外の空港では日本と異なり、スーツケースは雑に扱われ、バンバンと放り投げられることが当たり前です。
コツとしては、形が崩れやすいものや壊れやすいものは上に、つぶれてもいいものを下に詰めましょう。
大きいものから詰めていき、隙間やスーツケースの上下左右(側面)に緩衝材としてパジャマやTシャツ、靴下・下着でカバーすることもオススメです。
パッキングのコツ7. 洋服はくるくる巻いて詰める
洋服は綺麗に畳んでスーツケースにしまっても、フライト後に開けると結局ぐしゃぐになってしまいます。
シワを防ぐためにも、コンパクトに収納するためにも、複数の洋服を重ね、長袖なら袖部分を折りくるくる巻くと、一枚一枚ずつ巻くよりもたくさん入りますよ。
出発時におすすめな洋服のパッキング方法
- 出発時はスーツケースに余裕がある
- お子さん連れなど人数が多い場合
におすすめなパッキングのコツが、「パッキングのコツ5」でご紹介したビニール袋を使う方法です。
「2日目」「3日目」ずつに事前に着る洋服を事前にコーディネートし、靴下・下着・パジャマをすべてセットにして、ビニール袋に袋詰めします。
その表面に「O日目」「OOくん用」などマジックで書き、スーツケースに「緩衝材」として、ばんばん詰めるだけ。
疲れてがちな現地の夜に次の日のことを考えずにすみますし、身支度の時間もかなり短縮できます!
余ったビニール袋は翌日「ゴミ袋」としても使えるので一石二鳥です。
パッキングのコツ8. 便利グッズを使う
ここでは出発時・帰国時のパッキングのコツとして、100均で手に入れることができる便利なグッツを紹介します。
コツ1. 液体漏れ防止に「テープ」
よく起こるのが液体漏れ。シャンプーなどの容器が気圧により膨張して開いてしまうケースが多くあります。
その対策として役立つのが、マスキングテープや剥がしやすい養成テープ。
蓋のところにくるっと巻いて止めましょう。ジップロックなどの袋に入れるとさらに安心です。
コツ2. 「プチプチ」を持参
海外で食器や雑貨などショッピングを考えている方は、日本から事前にプチプチを持っていきましょう。
海外のお店で買う時に、ガッチリと包装をしてくれることは滅多にありません。大体サラッと紙ベースの緩衝材か、プチプチ一枚でくるんだのみ。
この程度の包装だと、いくら洋服で包んでも「帰国時にヒビが入っていた...」なんてこともよくあります。
現地では「必要としている時のプチプチ探し」に結構手間取ります。スーパーには売っていませんし、ホームセンターも観光地にはありません。
「あえてプチプチをいれる」ことによって、お土産を入れるスペースを用意しておくこともできます。
包装用にテープと小さいハサミをもっていくのもオススメ!
特にハサミは現地で購入した商品のタグ取りにとても役立ちます。
コツ3. 壊れやすい小物は「メガネケース」に
アクセサリーなど、潰されたくない小物にちょうどいいのがメガネケース。耐久性にすぐれており、ちょうどいい大きさなのもコツ。
さらに抵抗のない方は収納先として靴の中へ。メガネケースはぴったり靴の中にすぽっと入る大きさです。
パッキングのコツ9. 帰国前の取捨選択
日本に帰国する前のパッキングの際、取捨選択に役立つコツをご紹介します。
コツ1. 余分な包装は捨てる
紙袋や自分用のおみやげとして買った物のパッケージ類は捨てましょう。
「パッケージ全体がかわいいのでとっておきたい!」という気持ちもわかりますが、日本で使うものは購入した中身のみです。
結局日本でゴミになってしまうものは、現地で捨ててしまいましょう。
コツ2. 「どうしても重さがオーバー」な場合の選び方
帰国前「どうしても重さが超えてしまう。何から手をつけたらいいの?」と思った時は、まず手放す選択に観光ブックを。
観光ブックの一番の役目は、現地でのガイドです。日本にわざわざ持って帰っても、またすぐ年度別に新刊が発売されているので、見ないことがほとんど。重さも一気に500gほど減らすことができます。
日本から持ってきた洋服です。着古したものはこの機会に捨ててしまうことも一つの方法です。(名残惜しいですが)日本から持ってきたものから取捨選択をし、現地で購入したものを優先しましょう。
パッキングのコツ10. 「消耗品」は持っていってOK
「現地で使い切れる消耗品」は持っていってOKです。
むしろその分、帰国時のお土産用にスペースを作ることもできます。
ここでは、旅を快適にする消耗品アイテムをいくつかご紹介します。
アイテム1. 試供品やサンプル
滞在先のホテルのアメニティーでは満足がいかない場合もあります。かさばらず旅行中に全て使用し、そのまま捨てることのできるサンプル品や気になるブランドのトライアルキットを持っていきましょう。
アイテム2. 入浴剤
宿泊先のホテルにバスタブがある場合にオススメなのが、入浴剤。
フライトや観光で疲れた体をしっかり癒すことができ、リラックスもできるので時差対策にもおすすめです。
アイテム3. インスタント食品
ホテルに到着するのが夜になり「疲れてしまった」「外で夕食を食べる時間がない」などの場合におすすめです。
ホテルには大体ケトルが置いてあり、温かいものを食べるとホッとしますよ。
アイテム4. 薬類
日本でよく使う薬を持参すると、現地で風邪にかかりがけの時に早めに対処することができます。
パッキングはコツをつかめば簡単!
この記事では、パッキングのコツを10個ご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
今まで「なんとなく」パッキングをしていた方、整理整頓が苦手な方は、パッキングのコツを使うだけで重さもかさばりもグッと減らすことができます。
身軽に、快適に、旅行をお楽しみください!
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