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初心者も安心!失敗しないオーロラ撮影おすすめカメラ・レンズ13選

Updated 2024-09-06
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目次

この記事で解決できる悩み

  • 初心者だけど、オーロラ撮影できる?
  • オーロラ撮影には特別なカメラが必要?
  • オーロラの撮影方法を、わかりやすく説明してほしい

実際に幻想的なオーロラを目にしたら、誰でも「この景色を写真に残せたら」と思うのでは?

今はカメラの性能がとても向上しているため、コツやポイントをしっかりと抑えておけば、誰でもオーロラの撮影を楽しむことができます。
「オーロラの撮影なんて難しそう...」なんて思わずに、ぜひ挑戦してみましょう。

この記事では初心者向きに分かりやすく、オーロラ撮影で失敗しないために必要なカメラや機材13選をご紹介します。

ぜひ最後までお読みください。本ページはプロモーションが含まれています。

オーロラをカメラで撮影するときに重要な4つの機能

一眼レフカメラなどの写真2枚

カメラの好みは人それぞれ。もちろん高性能の一眼レフが良いことは当然ですが、最近のコンパクトデジタルカメラ(デジカメ)でも綺麗にオーロラ写真を撮影出来るほど、性能が向上してきました。

オーロラの撮影とは「暗い空間で光りながら動くものを撮影する」ということ。重要になるのは「光をどれほど集めることが出来るか」という点。

そのために一眼レフやデジカメなどどんなカメラでも、チェックしたい機能は4つあります。それは、シャッタスピード・ISO感度・F値・センサーサイズです。簡単に分かりやすく説明します。

カメラの機能1. シャッタースピード

暗い場所で撮影したとき「シャッターがなかなかきれない」「シャッターを押してから撮影できるまで時間がかかった」という経験はありませんか?

これは周囲の光が足りないため、カメラがより多くの光を集めている時間。つまり、より遅いシャッタースピード = カメラが光を集めている最中ということです。

では、できる限り遅い方ががいいのか?と思いがちですが、これも間違い。
シャッタースピードが遅い(長くシャッターを切る)ということは、何度もオーロラの光を重ね撮りするということ。そのため、光がぼやける・強すぎるといった景色になりがちです。

そこで、ちょうどいい速さのシャッタースピードが必要となります。

一般的には5秒から15秒ほど。三脚でしっかりとカメラを固定し、シャッターをきっている間は決してブレないように注意しましょう。

カメラの機能2. ISO感度

ISO感度とは、カメラが「どれほど光を捉えることのできるか」を表したもの。ISO感度が高いほど、光に敏感になり、暗い場所での撮影が出来ます。しかし、ここで注意したいことは、ISO感度の値が高くなるほど、ノイズが多くなる(画質が悪くなる)ことです。

そのため、暗い中撮影をするオーロラ撮影に必要な性能は「高いISO感度でも、ノイズが少ない(画質が悪くならない)」カメラです。

性能が良いカメラでは、ISO感度が1400以上でもノイズが少なく、画質が悪くなりません。ただ、それなりに値段は張るもの。一般的なカメラで画質を優先するには設定がISO50〜100になり、その分遅いシャッタースピードが必要となります。そうすると、ぼやけてしまうことに。

ですので少々カメラの値段が高くとも性能が良いものを選んだ方が、後々後悔しないでしょう。

カメラの機能3. F値

シャッタースピードで説明した通り、オーロラ撮影には「暗い中でわずかしかない光をどれほど利用できるか」がポイント。そこで重要となるのがF値。

F値とは、「どれほど光を集めることが出来るか」を示すもの。F値の数値が低い方が、より多くの光を集めることが出来るレンズです。

F値は基本的に「F2.0」などと表記され、具体的にオーロラ撮影に必要なF値は4以下、理想はF3.5以下です。

そしてよりたくさんの光をあつめるため、ワイドな広角レンズ(角度が広いこと)を選びましょう。具体的には24mm以上がおすすめです。

カメラの機能4. センサーサイズ

一眼レフ・デジカメ共に、オーロラ撮影のカメラ選びで考慮したい点は、センサーサイズ。センサーサイズとは、名前の通り「センサー」の大きさを示します。

センサーサイズがより大きいほど、撮影することが出来る範囲が広く「敏感」になるのでよりくっきりとした写真に仕上がります。しかしセンサーサイズが大きいほどカメラ自体が大きく、重くなり、値段もより高価に。

オーロラ撮影には、4/3(フォーサーズ)以上がおすすめです。

カメラの機能|まとめ

  • 「マニュアルモード」から、シャッタースピードを5〜15秒に設定可能
  • 性能がよく、高いISO感度に設定してもノイズが少ない
  • 3.5以下のF値、レンズは24mm以上の広角レンズ
  • センサーサイズが4/3以上
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オーロラをカメラで撮影する手順

一眼レフカメラなどの写真2枚

オーロラ撮影の手順は以下のようになります。

1. カメラの設定

ベースとなる設定は、撮影前に温かい室内で済ませていきましょう。オーロラを撮影する際はまず、一般的なオートフォーカスからマニュアルフォーカス(MF)へ切り替えましょう。

一眼レフの場合はレンズと本体の2箇所に付いている場合もあるので確認を。そして、シャッタスピード・ISO感度・F値の設定をしてください。また、三脚が必須のオーロラ撮影では、手ぶれ補正機能をOFFにして、誤作動を防ぎましょう。

そして、長時間露光時のノイズ低減をOFFにすることがおすすめです。理由は撮影後の書き込み時間の長さ。ノイズ処理のために、長い時間操作ができなくなってしまいます。

2. カメラを固定し、ピントを合わせる

オーロラ鑑賞ができる場所に移動したら、三脚を固定、ピントを合わせます。

ライブビュー機能(液晶モニターに景色が映る機能)がある場合は、星にピントを合わせます。星がぼやけていたり、大きく写っていたらピントが合っていません。

ライブビュー機能がない場合は、フォーカスは「無限遠(∞)」に設定を。無限遠とは遠い場所に焦点を合わせるということです。

ピントを合わせたあとはマスキングテープなどでレンズのフォーカスリングの固定をしましょう。

3. テスト撮影

実際に撮影をしていきます。この際ブレ防止のために、リモートスイッチなどがあると便利。

  • オーロラが弱く写っていない場合:ISO値を大きくする・シャッタースピードを長く(遅く)する
  • オーロラが強い場合:ISO値を下げ、シャッタースピードを短く(速く)して画質を高める

などの調整を行いましょう。

必要な機材を揃え、ISO値とシャッタースピードを中心とした調節さえすれば、オーロラ撮影はまったく難しいものではありません。

またツアーでも3日前後の鑑賞日が設けられていることが多くあるので、何度も撮って調節することが成功の鍵です!

オーロラ撮影におすすめの一眼レフカメラとレンズ

本格的なオーロラ撮影、オーロラをしっかりと撮影したい方は一眼レフを。一眼レフでは、本体とレンズが必要となります。

高価になりますが、性能や画質の良さはもちろんのこと、目的に合わせてレンズを換えることが魅力です。

オーロラ撮影におすすめ一眼1. CANON EOS 5D MarkIV

オーロラ撮影におすすめ一眼2. CANON EOS 6D Mark II

オーロラ撮影におすすめ一眼3. CANON EF 16-35mm F2.8L II USM 広角ズームレンズ(Canon用レンズ)

オーロラ撮影におすすめ一眼4. SIGMA Art 18-35mm F1.8 DC HSM Canon EFマウント(Canon用レンズ)

オーロラ撮影におすすめ一眼5. NIKON D7500

オーロラ撮影におすすめ一眼6. NIKON D850

オーロラ撮影におすすめ一眼7. NIKON AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED 広角ズームレンズ(Nikon用レンズ)

オーロラ撮影におすすめのミラーレス一眼カメラ

レンズ交換が可能なミラーレス一眼は、価格帯や仕様共に「一眼レフはちょっと...」という方におすすめ。

ミラーレス一眼でも、フルサイズのセンサーサイズを備えたものあり、センサーサイズ・価格帯・画質にバリエーションが多くあります

一眼レフとミラーレス一眼の構造の違い

  • 一眼レフ:カメラの中にある鏡(レフ)にレンズに映る景色をミラーから反射させ、「光学ファインダー」を通して撮影。
  • ミラーレス一眼:ミラーがない代わりに、レンズに映る景色を「映像」に変換。それを「液晶モニター(電子ビューファインダー)」に写している。ミラー・光学ファインダーが付いていないため軽量になる。 

オーロラ撮影におすすめミラーレス1. OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II

オーロラ撮影におすすめミラーレス2. OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO(OLYMPUS用レンズ)

オーロラ撮影におすすめミラーレス3. SONY α7 III

オーロラ撮影におすすめミラーレス4. SONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm 広角ズームレンズ(SONY用レンズ)

オーロラ撮影におすすめのデジカメ

身軽さ・価格を優先するならコンパクトデジタルカメラがおすすめです。最近ではデジカメでも性能が高く、選択肢がとても多いのも魅力。

機種を選ぶ際は、上記のポイントをしっかりチェックしましょう。そして、レンズ交換ができないため、なるべく広角レンズを搭載しているものがおすすめ

マニュアルモード等でシャッタースピードやISO感度などを設定することが出来る、または「星空モード」などが搭載されているものが良いでしょう。

オーロラ撮影におすすめデジカメ| Canon Power Shot G7 Mark II

オーロラ撮影におすすめのアクションカメラ

人気なGoProなどのアクションカメラでは「タイムラプス」での撮影がおすすめです。

オーロラ撮影におすすめアクションカメラ| GoPro HERO 10

スマホのカメラでオーロラは撮影できる?

結論から言うと、スマホはまだオーロラ撮影には適していません。
センサーサイズが小さく、上記の機能が備わっていないためです。

カメラ購入を避けたい方は、レンタルがおすすめです。
モノカリでは1番レフ、ミラーレス、GoProなど数多くのカメラを取り扱っています。配送はもちろん、羽田空港、成田空港など数多くの空港でピックアップも可能。

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初心者でもカメラでオーロラは撮影できる!

オーロラ撮影は、初めての人にとっては難しいように感じるかもしれません。ですが、いくつかの基本的なポイントを押さえれば誰でもオーロラを撮影できます。

ぜひこちらのおすすめのカメラで、オーロラ撮影に挑戦してみてはいかがですか?

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