船?飛行機?2通りのゴットランド島行き方「完全ガイド」
Updated 2024-09-06目次
- ヴィスビューってどこ?
- ストックホルム以外の人気都市は?
- ヴィスビューは何が有名?
バラの花が美しく咲き誇るヴィスビューは、ジブリファンなら一度は訪れてみたい街。
ストックホルムから小旅行として、行ってみませんか?
この記事では、ヴィスビューへの行き方、飛行機・フェリーでのアクセスを分かりやすく解説します。
ぜひ、最後までお読みください。本ページはプロモーションが含まれています。
ゴットランド島ヴィスビューの魅力
バルト海に浮かぶスウェーデン最大の島、ゴットランド島の1番大きな都市、ヴィスビュー(ヴィスビー)。
「バラと廃墟の街」とよばれ、ヴァイキングの遺跡、石灰岩の地形、歴史ある美しい街並みなど、スウェーデンが誇る観光名所です。
ジブリ映画の『魔女と宅急便』で主人公のキキが暮らす街のモデルと言われているのも納得。
日本からヴィスビューへの直行便等はないため、まずストックホルムへ。
そして、ストックホルムからの2つのメインルート、飛行機とフェリーでの行き方を詳しく解説します。
ゴットランド島、フェリーでの行き方
ストックホルムからフェリーで約4時間、ゴットランド島の中心地ヴィスビューまでの船旅は、北欧の美しい海景色を堪能しながら移動できるのが魅力。
目的地への旅が、すでに旅行の一部に。
フェリーでの行き方は乗り継ぎが必要になります。
- バスで、ストックホルム 〜 ニュネスムン(約45分)
- フェリーで、ニュネスハムン 〜 ヴィスビュー(約3時間)
フェリーは、ストックホルム近郊の街ニュネスハムンに位置するフェリー乗り場まで、バスの移動が必要です。
フェリー乗り場は、バス停車駅のすぐ目の前。
バスとフェリーを乗り継ぐといえども、セットでチケットも販売されており、とても簡単に行くことができます。
バスも「ニュネスハムン行き」ではなく、「ゴットランド島行き」と表示されるほど。
Destination Gotlandという船会社が主に運行しています。
ゴットランド島へフェリーで行くメリット
メリットは、コストが飛行機に比べて安いこと。
例:6ヶ月前(2020年1月)に、2020年6月1日〜2日までの往復料金を調べます。
- バスで、ストックホルムから近郊の街ニュネスハムンまでは、フリーグブッサナバスで往復119SEK(約1400円)
- ニュネスハムンからはDestination Gotland社が運行するフェリーで往復528SEK(約6085円)
- 合計は、約7485円。
同じ日時に飛行機を利用した場合と比べ、5000円以上安くなりました。
さらには、7月〜8月のメインシーズンに運行される、夜行フェリー(深夜02:15出発-05:30到着)は最安で往復190SEK。バス代を追加しても、往復合計約4000円という安さ。
ホテル代も節約することができるため、安さを重視したい方におすすめのプランです。
※夜中に移動が必要となるため、女性のみ、一人旅など治安のリスクが伴う場合はオススメしません。
ゴットランド島へフェリーで行くデメリット
デメリットは、移動時間の長さ。
バスとフェリーで3時間45分はかかり、そこに乗り継ぎ時間や待ち時間が加算されるため、片道4時間弱はかかります。
それでも窓から景色を楽しみ、船内にあるレストランや土産屋をまわれば、など向いている方はおすすめ。充電プラグも設置されており、快適さにも定評があります。
またフェリーのスケジュールは、季節や天候により変動するのもデメリット。風の影響でキャンセルになることも起こります。
出発前には必ず最新の情報をチェックするようにしましょう。
ゴットランド島へ、フェリーの予約方法
事前にフェリーの予約をしておきましょう。
売り切れてしまう恐れもあるので旅行期間が決定したら、すぐにチケットを取ることをおすすめします。
Destination Gotlandの公式サイトでは、フェリーとバスの両方のチケットを同時に予約することができます。
まずDestination Gotlandの公式ホームページにアクセスします。
1. 日時・乗船人数を選択
ホームページにアクセスしたら「Book ferry」をクリックします。「Round Trip(往復)」にチェックが付いていることを確認してください。
この時、Ourward(行き)が「Nynäshamn-Visby」、Return(帰り)が「Visby-Nynäshamn」と設定されていることも確認しましょう。
人数の追加は「+ Add passenger」をクリック。復路も同様に選択します。入力に間違いがないことを確認したら、右下にある「Continue(次へ)」をクリックして次に進みましょう。
2. 時間の選択
次画面では、往路便で選択した日時での乗船時間を選択します。乗船時間を選ぶと、「チケットの種類」や「座席の種類」がリスト形式で表示されます。
3. 座席の選択
- Miniticket:返金・日時変更・キャンセルや返金不可。即時に支払う必要がある。
- Flexiticket:返金・日時変更可能。出発の28日前までに支払う必要がある。
- Aft Lounge:Aft(船尾)の近くに位置。リクライニングシート。
- Toddler Lounge:Toddler(幼児連れ)のシート。オムツ替え部屋や電子レンジが完備。
- Mid Lounge:船の中央、レストラン近くに位置。リクライニングシート。
- Front Lounge:船の前方に位置。モニターに映画が上映されている。リクライニングシート。
- Day Cabin:4席完備の個室型。テレビ、トイレが完備。グループなどで4席分を購入し、プライベート空間としての利用も可能。
Outward(行き)、Return(帰り)両便の、乗船時間と座席の種類を指定し、次に進みましょう。
4. 乗船者情報の入力
「名前」「生年月日」「性別」「国籍」を入力します。
往路便に情報を入力すると、自動的に復路にも情報が入力されるので、2度入力する必要はありません。入力が正しいことを確認したら、次へ進みます。
5. バスの予約
Add-onsと書かれたページに進み、ストックホルム 〜 ニュネスハムン間のバスを同時に予約しましょう。
バスは他の運営会社が運行しますが、Destination Gotlandのウェブサイドでは、フェリーとセットで予約することができるので、とても便利です。
復路のニュネスハムン 〜 ストックホルムのバスも同様に選択し、Continueをクリックして次に進みます。
6. アカウント作成の有無
頻繁に訪れる予定がない場合は、「Book without creating an account」でOKです。
> の矢印をクリックすると、「姓名」「日本の住所」「電話番号」「生年月日」などの入力欄が表示されます。複数人での予約の場合は、代表者の方の情報を入力して下さい。
ここに入力するメールアドレスは必ず正しいことを確認しましょう!
7. 最終確認
最後に入力した個人情報と予約したフェリー+バスの最終確認を行います。
支払金額は「To pay: 000-」と表示されており、「My booking-show details」というボタンをクリックすると、フェリー・バス両方の予約内容が表示されます。
情報が正しいことを確認したら、"I agree to..." と書かれたDestination Gotlandの利用規約に同意のチェックをクリック。支払方法には「Card Payment」を選択し、Continueをクリックします。
8. 支払い
最後に、クレジットカード番号を入力します。「Pay kr 000.00」という緑のボタンをクリックしたら、予約完了です。予約後すぐに、予約完了メールと予約票が送られてきます。
QRコードはバス乗車の際に必要となるため、スマホのスクリーンショットなどで保存を。
Booking No.(予約番号)はニュネスハムンでチェックインする際に、必要となります。
ゴットランド島へ、飛行機での行き方
最も早いゴットランド島への行き方は、やはり飛行機です。
日本から直接ゴットランド島へ行くフライトはありません。
主要都市からの便が多く、特にスウェーデンの首都ストックホルムからは日々多くの便が運行されています。
約40分のフライト時間で到着します。
ゴットランド島へ飛行機で行くメリット
メリットは、飛行時間は40分という移動時間の短さ。
ストックホルム中央駅⇆アーランダ空港まではアーランダエクスプレスの利用で最短20分。ストックホルム中央駅⇆ブロンマ空港まではフリーグブッサナバスの利用で最短22分。
チェックインなどの時間を含めても、バス+フェリーと比べ大幅に移動時間を削減することが可能です。
ゴットランド島へ飛行機で行くデメリット
反対にデメリットは、費用。
例:6ヶ月前(2020年1月)に、2020年6月1日〜2日のストックホルム市内のすべての空港からヴィスビュー空港(VBY)までを検索すると、数ヶ月前からの予約でも1万円以上はかかります。
さらには、ストックホルム市内から空港までの料金も加算されます。市内からアーランダ空港まで、フリーグブッサナバスがオンラインの事前購入で往復198SEK、アーランダエクスプレスでは579SEK(ハイシーズン料金)。市内からブロンマ空港まで、フリーグブッサーナ往復178SEKとなります。つまり、[1万円以上の航空券代] + [約2,000円弱の空港アクセス代] かかってしまいます。
メインの観光シーズンである7月〜8月は、時期により往復で4〜5万円程かかることも。予定が立ち次第、すぐに予約をしましょう。
また飛行機はプロペラ機の利用も多いため、小型飛行機が苦手な方は、避けたほうが良いでしょう。
ゴットランド島への飛行機の予約方法
「英語での予約は不安」という方は、エクスペディアなどの予約サイトなどがおすすめ。
今回はエクスペディアを例に、予約までのステップをご紹介します。
ちなみに、エクスペディアはホテルとセットで予約することがオススメ。
ホテル代が30%割引など、大幅に値下げされるオファーが多く提供されています。
エクスペディア公式ページを見る1. 検索する
ホームページにアクセスしたら、出発地に「STO」(ストックホルム, スウェーデン)、到着地に「VBY」(ヴィスビー, スウェーデン)と入力。
往復の日時と旅行者の数を選択してください。
2. 便の選択
次に往路便の選択肢から、希望にあった便をクリックしてください。
そして「運賃を選択」をクリックすると、選択した便の確認画面が表示されます。ここでホテルを追加することも可能。
正しければ「予約を続ける」をクリックしてください。
3. 旅行者情報の入力
姓名、電話番号、支払い方法やメールアドレスの入力をしてください。
最後に旅行の日程などの詳細、入力情報、荷物やキャンセル情報の予約規約を確認し「予約を完了する」をクリック。
予約後すぐに予約完了メールが送られ、出発日の前日までに、旅行会社からチェックインメールが届きます。
ヴィスビュー空港の情報
主にストックホルム・ヨーテボリとヴィスビューを結ぶ、ゴットランド島で唯一の空港、ヴィスビュー空港。
1942年に開港され、現在ではスウェーデン国内で12番目の規模の空港です。小規模の空港ですが、夏のシーズン時期は沢山の観光客で賑わいます。
お土産店などはないため、街中で購入しておきましょう。
夏のメインシーズン時期を除いては、セキュリティーチェックなどに混み合うことはほとんどありません。
目的にあった行き方を
フェリーと飛行機のどちらを利用するかは、目的に合わせて選択しましょう!
時間が限られてる、またはより快適さを重視したい方は飛行機を、費用やクルーズ気分を味わいたい方はバス+フェリーの利用をおすすめします。
ベストシーズンは夏6月から8月ですが、のんびりと観光したい方は観光客がぐっと減る5月・9月がおすすめです。
スウェーデン旅行におすすめの旅行会社
賢く節約!セット割が豊富なエクスペディア
エクスペディアは、世界的なオンライン旅行予約サイト。航空券、ホテル、レンタカーなど、一貫して予約できる利便性が高く評価されており、特にホテルと航空券の同時予約での割引が大きな魅力。
- 豊富な割引オプション
- 日本語サポート完備
- 無料キャンセル可能なホテル多数
- ポイント還元システムあり
- 24時間365日のサポート
- 会員特典が充実
- レビュー多数で信頼性高い
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