スロバキアの可愛い街「ブラチスラバ」の観光・料理・お土産情報
Updated 2025-03-21
目次
オーストリアのウィーンからたったの1時間と交通の便がよく、1日でも十分に楽しむことができる、スロバキアの首都ブラチスラバ。
この記事ではブラチスラバで回りたい観光名所9選や、人気のスロバキア料理、お土産をご紹介します。
ぜひ、最後までお読みください。本ページは広告が含まれています。
ブラチスラバの観光名所9選

中央ヨーロッパに位置するスロバキア。
その首都であるブラチスラバには、思わず写真を撮りたくなる、可愛い観光スポットがたくさんあります。
ブラチスラバ観光1. メルヘンで可愛すぎる、青の教会(ブルーチャーチ)

ブラチスラバで最もフォトジェニックなスポット、青の教会(ブルーチャーチ)。
カトリック教会としても世界中の教会としても珍しく、中も外も明るい青で装飾されています。

アール・ヌーヴォー様式の教会として、1913年に建築されました。
天井には星を散りばめたような装飾が施され、神秘的な雰囲気に包まれています。
内部見学も可能ですが、観光客に開かれている時間はとても限られています。
- 月 - 土 6:30〜7:30、17:30〜19:00
- 日 7:30〜12:00、17:30〜19:00
観光する際には、タイミングを見計らって行きましょう。
また、日曜の午前中はミサが行われています。参加している方の邪魔にならないよう、気をつけましょう。

旧市街から徒歩5〜10分とアクセスも良好。
外観だけでも十分に楽しめるので、ぜひカメラを片手に訪れてみてください。
青の教会(聖アルジュベタ教会)
Alžbety, Bezručova 2, 811 09 Bratislava
ブラチスラバ観光2. ひっくり返ったテーブル!?ブラチスラバ城

ブラチスラバ観光のハイライトは、カルパチア山脈の丘にそびえる「ブラチスラバ城」。
その四角いシルエットは「ひっくり返ったテーブル」とも呼ばれ、四方の塔が特徴的な重厚な造りです。

城の歴史は9世紀の要塞建設に始まり、12世紀にロマネスク様式、15世紀にゴシック様式、さらに18世紀にはマリア・テレジアの手によってバロック様式へと改築。
1811年の火災で廃墟となるも、1950年代に再建されました。
現在、城内にはスロバキアやチェコスロバキア皇族の歴史を伝える博物館があり、貴重な装飾品や展示物を鑑賞できます。

また、入場しなくても敷地内は無料で開放され、展望台からはブラチスラバの街並みを一望できます。
ブラチスラバ城
Vajanskeho nabrezie 2, P. O. Box 13, 810 06
ブラチスラバ観光3. 旧市街のシンボル、ミハイル門

高さ51mの塔が特徴的で、ブラスチラバ旧市街への入口として有名なのがミハエル門。
かつてブラチスラバの旧市街は城壁に囲まれ、入るための手段は「4つの門」しかありませんでした。
そのなかで現在でも姿を残しているのはミハイル門のみ。
18世紀後半、女帝マリア・テレジアが街の整備として他の3つの門を撤去してしまったためです。
1300年代に見張り用の塔として築かれ、その後1700年年代にバロック様式を取り入れて、現在の姿に。

フォトスポットとしても人気な、ブラチスラバの象徴的な観光名所です。
ミハイル門から旧市街までをつなぐヴェントルスカ通りは、レストランやカフェが多く連なる歩行者天国となっており、常に賑わっています。
ミハイル門の中は現在「武器博物館」として公開されており、51メートルの塔の最上階からは、旧市街の美しい街並みを堪能しましょう。
ミハイル門
Michalska street 22
ブラチスラバ観光4. ステンドグラスが幻想的な、聖マルティン大聖堂

現在でも、ローマ・カトリック教会のブラチスラバ教区を統括している「聖マルティン大聖堂」。
ブラチスラバ最古、そして最大の教会として、14世紀初めから200年の年月を経て、築かれました。

金で彩られた圧巻の装飾や、鮮やかなステンドグラスから差し込む幻想的な姿が魅力的です。
聖マルティン大聖堂
Katedrala sv. Martina, Rudnayovo nam.1, 811 01
ブラチスラバ観光5. 古城や遺跡が好きなら、デヴィーン城へ

ブラチスラバの中心街からバスで1本20分ほどにある、デヴィーン城。
1961年にはユネスコ世界遺産に登録されました。
ドナウ川とモラヴァ川が合流する崖の上にあり、「ヨーロッパの城」というよりは「要塞」という作り。

雄大な自然の中に、廃墟となってしまった石造りの要塞が広がります。
見学は4月〜10月のみなので、ご注意を!
デヴィーン城
Muranska 1050/10, 841 10, Devin
ブラチスラバ観光6. 写真スポットの「チュミル像」と「ナポレオン像」

ブラチスラバで人混みができていると思ったら、そこはきっと「チュミルの像」!
旧ソビエトの支配下となっていたチェコスロバキア時代に「ブラチスラバに明るさを与えたい」という思いから、下水道作業員のチュミル像を造ったそうです。
マンホールの中からひょこっと顔を出している、帽子のおじさんを見つけたら、記念撮影を。
チュミル像
Panska 251/1, 811 01

もう1つの人気な写真スポットが、ブラチスラバ旧市街にある「ナポレオン像」。
ブラチスラバがナポレオン軍によって2度も攻撃を受け、支配を受けたことのメモリアルとして設置されています。
ナポレオン像
Hlavné námestie 358/7, Bratislava
ブラチスラバ観光7. スロバキアの歴史を知るなら、旧市庁舎へ

ブラチスラバの旧市庁舎は、現在ではブラチスラバ市博物館として公開されています。
ブラチスラバの街の歴史や時代を知れる場所です。
ブラチスラバ市博物館
Radnicna 577/1, 811 01 Stare Mesto
ブラチスラバ観光8. ショッピングなら、EUROVEA!

ブラチスラバでショッピングをするならここEUROVEA。
230以上の店舗があり、タックスフリーにも対応。中欧ヨーロッパでも最大級のショッピングモールです。
EUROVEA
ribinova 8, 811 09 Bratislava
ブラチスラバ観光9. UFO Towerから街並みを見下ろそう

ブラチスラバの現代の象徴といった展望台、通称UFO。
旧ソ連の影響下にあった1960年代に、ドナウ川にかかるブラチスラバ新橋の上に建設されました。
上部には展望台とレストランがあり、ブラチスラバの街並みを見下ろすことができます。
展望台のみだと入場料は、レストランで食事をした際は無料となります。
UFO Tower
Most SNP 1, 851 01 Petržalka
スロバキア料理が食べられる、ブラチスラバのおすすめレストラン

落ち着いた、伝統的なパブの雰囲気が好きな方に、ぜひおすすめしたいレストランが「Bratislava Flagship」です。
入口からいくつものドアをくぐり抜けると、奥へ奥へと空間が広がり、まるで迷宮のようなワクワク感。
天井にはブラチスラバの名所が描かれた絵があり、芸術的な内装も見どころです。

さらに進むと階段が現れ、その先に本格的なレストランエリアが広がっています。

おすすめの料理は「ハルシュキ」と「ピロヒー」。
写真左の「ハルシュキ(Halušky)」は、すりおろしたジャガイモと小麦粉で作るもちもち食感のニョッキ。
特に羊乳チーズ「ブリンザ」と、カリカリベーコンを合わせた「ブリンゾヴェー・ハルシュキ」は国民的料理として愛されています。
一方、「ピロヒー(Pirohy)」はジャガイモとチーズを包んだスロバキア風の餃子。
バターソースやサワークリーム、塩漬け豚のクルトンを添えて食べるのがスロバキア流。素朴ながら深い味わいが魅力です。
Bratislava Flagship
Námestie SNP 8, 811 02 Bratislava
スロバキアで人気のお土産

スロバキアのお土産として有名なのは「モドラ焼き」と呼ばれる、可愛い絵付けがされた陶器や「とうもろこし人形」などの伝統工芸品です。

お酒が好きな方には、メドヴィナと呼ばれる蜂蜜酒もおすすめ。
小さい瓶で売られているので、ちょっとした「珍しいお土産」として喜ばれます。

スロバキアの名産品の1つであるハチミツ。
食用はもちろんのこと、キャンドルも人気です。

ブラチスラバの中心街、ミハイル門のすぐ近くには、「HONEY SHOP Medový obchod 」と呼ばれるハチミツ専門店があります。
店内がとても可愛く、どの商品もお土産用にピッタリなので、ぜひ行ってみてください!
Medový obchod CERA MEL
Michalská 12, 811 01 Bratislava
ブラチスラバで美と歴史を楽しもう

スロバキア共和国の首都ブラチスラバ。
なかなかニッチですが、「カワイイ」が散らばる場所。
さまざまな見どころが待つ、ブラチスラバの観光地を訪れてみませんか?
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