北欧の魅力を凝縮した都市、コペンハーゲン。美しい運河に並ぶ色彩豊かな建物、歴史的な美術館、近代的なデザインの建築物、そして美味しい料理...。一体どこを訪れ、何をすべきか、迷ってしまいますよね。
この記事では、コペンハーゲンの観光名所を厳選し、その魅力を一つひとつ解説していきます。また、旅行の計画を立てる際に必要な基本情報も紹介します。ぜひご活用ください。
コペンハーゲンの基本情報
デンマークの首都であり、国最大の都市であるコペンハーゲン。北欧特有の美しい自然と、洗練されたデザインが融合した都市です。
美術館、教会、運河、公園、レストランなど、その魅力は多種多様。一年を通じて気候も温和で、観光に適しています。また、コペンハーゲン市民は英語が堪能なため、言葉の問題で困ることはほとんどありません。ただし、デンマークではクローネという通貨を使用しているので、両替に注意が必要です。それでは、その魅力的な観光名所を順に見ていきましょう。
コペンハーゲン中心地の人気観光名所
コペンハーゲン中心地の観光名所1. チボリ公園
コペンハーゲン中央駅の目の前というなんとも絶好のロケーションにあるこの遊園地。ディズニーランドのモデルとなった場所として有名です。まさに夢の国というような、幻想的な雰囲気で、子供から大人まで大人気。
遅くまで営業しているのも魅力。クリスマスやハロウィンなどの季節のイベントも盛大にお祝いします。見応え満載!
世界で2番目に古い遊園地として知られており、その歴史は1843年までさかのぼります。アトラクションはもちろんのこと、美しい庭園やレストラン、ショップも点在しています。また、公園内には劇場もあり、演劇や音楽イベントが頻繁に開催されています。夜になるとライトアップされ、夜景と共に遊園地の光が幻想的な雰囲気を醸し出します。まるで別世界に迷い込んだかのような非日常感を味わえるでしょう。
チボリ公園(Tivoli)
Vesterbrogade 3, 1630 København V
公式サイト:www.tivoli.dk/en
魅力満載!「夢の国」のモデルとなったデンマークのチボリ公園
チボリ公園特集
コペンハーゲン中心地の観光名所2. コペンハーゲン市庁舎
コペンハーゲン市庁舎は、市の中心部に位置し、レンガ造りの壮麗な建物が印象的な観光スポットです。1892年から1905年にかけて建設され、そのデザインはイタリアのシエナ市庁舎に影響を受けています。市庁舎内部には、壮大な階段や天井画、さらには世界で最大の時計である「ワールドクロック」があります。ワールドクロックは、日付、星座、月の満ち欠けなど、様々な情報を正確に表示する驚異的な時計です。市庁舎内部は一部公開されており、見学も可能です。
コペンハーゲン市庁舎(Københavns Rådhus)
Rådhuspladsen 1, 1550 København, デンマーク
公式サイト:www.kk.dk/brug-byen/raadhuset/information-om-raadhuset
コペンハーゲン中心地の観光名所3. ストロイエ
デンマーク語で「歩くこと」を意味するストロイエ。その名の通り、歩行者天国であるこの通りには、あの有名なロイヤルコペンハーゲンをはじめとし、デンマークのデザインショップや高級ブティック、デパートなどが並びます。カフェやレストランも多く並び、常に人々で賑わっています。
そして、デンマーク・北欧ブランドはほぼ揃っているというほどの「ショッピング天国」であるストロイエ。ファッションはもちろんのこと、インテリアにキッチン用品、チョコレートショップやアンティーク、されにはレゴ本店まで。
きっと、観光の途中でも必ず通るメイン通り。王室御用達の老舗から、最新ブランドまで、コペンハーゲンのショッピングはここで楽しみましょう。
ストロイエ(Strøget)
Strøget
コペンハーゲン中心地の観光名所4. ロイヤルコペンハーゲン本店
ロイヤルコペンハーゲンは、世界的に知られるデンマークの陶磁器ブランドで、その旗艦店がコペンハーゲンの中心部に位置しています。1775年に設立されたこのブランドは、伝統的なデザインと現代のトレンドを融合させた製品で高い評価を得ています。本店には、ブランドの歴史や製品を深く知ることができるミュージアムも併設されており、観光とショッピングを同時に楽しむことができます。特に、ブルーフルートシリーズはその美しさから多くの人々に愛されています。
ロイヤルコペンハーゲン本店(Royal Copenhagen)
Amagertorv 6, 1160 København
公式サイト:www.royalcopenhagen.com/en-se/find-us/flagship-stores
コペンハーゲン中心地の観光名所5. トーヴハレヌ市場
Norreport駅のすぐ近く、なんともオシャレな市場があります。
トーヴハレヌ市場は地元の人からも人気を誇る屋内市場。新鮮な魚に、色鮮やかなお花、そして野菜果物。さらには、スパイスや紅茶、ジャム、ナッツにチョコレートも。お土産にもよし、自分用でも良しな可愛いパッケージの商品がずらり。
さらには気軽に食事ができる、イートインのお店やカフェも。
焼き菓子の甘い香りがすると思ったら、フレッシュスムージやコーヒーショップが。チーズの量り売りに、北欧ならではのサーモンのサンドウィッチ、さらにはワインやシーフードも楽しむことができます。
さらにはインスタ映えな、オシャレなディスプレイ。「北欧の暮らしってすてきだな」 そんなことを思わせてくれる、スタイリッシュな空間です。
バライティ豊かなショップ 市場に並ぶお店は様々。生鮮食品のみならず、日持ちのいいお菓子やギフトセットもあるので、「ちょっといいお土産」選びにオススメ。
地元の人と一緒に、コペンハーゲン滞在中の食事の1回を、ここで楽しんでみては?
トーヴハレヌ市場(Torvehallerne)
Frederiksborggade 21, 1362 København
公式サイト:torvehallernekbh.dk/
コペンハーゲンのアマリエンボー宮殿周辺の人気観光名所
アマリエンボー宮殿周辺の観光名所1. アマリエンボー宮殿
デンマーク王室の冬の宮殿といわれるのが、アマリエンボー宮殿。
4つの同じ形をした建物からなる宮殿は、中央に広大な広場を囲むように立ち並んでいます。それぞれの建物にはそれぞれ王族の私室や各種の会議室があり、宮殿内部は一部が公開されています。特に見逃せないのが、正午になると行われる衛兵の交代式。黒の制服に赤い顔料で飾られた守衛が厳かに行進する姿は、まるで映画の一シーンのようです。
宮殿からほど近い場所には、美しい庭園も広がっており、一年を通じて四季の風景を楽しむことができます。
アマリエンボー宮殿(Amalienborg)
Amalienborg Slotsplads 5, 1257 København K
公式サイト:www.kongernessamling.dk/en/amalienborg/
コペンハーゲンのアマリエンボー宮殿観光、ここがポイント!
デンマークの女王を訪ねて
アマリエンボー宮殿周辺の観光名所2. ニューハウン
まず訪れたいのが、ピクチャレスクな「ニューハウン地区」です。並び立つ色とりどりの家々は、北欧特有のパステルカラーが印象的で、ここを歩くだけで北欧の街並みを楽しむことができます。17世紀に建設されたこの地区は、当時の商人たちが運河沿いに建てた倉庫が現在の美しい建物へと変貌し、観光客の目を楽しませています。多くのカフェやレストランが軒を連ねており、美味しいコーヒーを片手に、風光明媚な運河沿いを散策するのは至福のひとときと言えるでしょう。また、地区内には北欧デザインのブティックやギャラリーも点在しており、ショッピングやアート鑑賞も楽しむことができます。
ニューハウン(Nyhavn)
Indre By, Denmark
アマリエンボー宮殿周辺の観光名所3. デンマーク王立劇場
コペンハーゲンで、演劇やオペラなどの公演を楽しむこと出来る主要な劇場は、3ヶ所。
- デンマーク最古で石造りの、Det Kongelige Teater(デンマーク王立劇場)
- 四角く近代的な建築の、Skuespilhuset(王立プレイハウス)
- 半球型のカーブと四角い屋根のコントラストが印象的な、Operaen(オペラハウス)
※日本語や英語では見分けが付きにくいので、デンマーク語での確認がおすすめです。
その中の一つ、デンマーク王立劇場は、1748年に建設されたデンマーク最古の劇場。
デンマーク王立バレエ団の公演がメインで、有名な「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」などの名作から、現代的なモダンバレエまで、バライティ豊か。もちろん、オーケストラや演劇などのプログラムもあります。
クリスマス時期に旅行に来るなら、是非鑑賞したいのが名作「くるみ割り人形」。特別バレエに興味がなくとも、優美な内装と雰囲気に包まれたエンターテイメントは満足できること間違いなしです。とても人気の公演なので、数ヶ月前からの予約をお勧めします。
チケットの購入方法は2種類。1つ目の確実な方法は、オンライン。当日券は不確定なので、確実に鑑賞をしたい方は旅行日程が決まり次第予約をするのがオススメです。ちなみに、チケットはご自身で印刷をし、持参するシステム。2つ目の方法は、当日券。デンマーク王立劇場の隣のチケットセンターにて、キャンセルや売り切れた券を、割引して販売されます。 確実ではありませんが、運が良ければ安価でとても良い席を入手することも可能です!
ウェブサイトでは、コペンハーゲンで演劇・オペラ公演を楽しむこと出来る3ヶ所劇場の情報がまとめて掲載されています。チケット購入時に、どの劇場で公演が行われるかしっかり確認してください。
建築として見学したい方には、英語でのガイドツアーがオススメ。美しい内装に快い知れること間違いなしです。
デンマーク王立劇場(Det Kongelige Teater)
Kongens Nytorv 9, 1050 København K
公式サイト:kglteater.dk/en
アマリエンボー宮殿周辺の観光名所4. 王立プレイハウス
新王立劇場や王立プレイハウスとも呼ばれるSkuespilhusetは、王立劇場とは対照的に、モダンなガラス張りの斬新なデザイン。オペラハウスの反対側、大人気観光スポットのニューハウンのすぐ近くに位置し、アクセスも◎。
王立劇場より「カジュアルな公演が多い」といったイメージ。クラシックからポップスまで、幅広いジャンルの公演が行われます。
建築として見学したい方には、ガイドツアーがおすすめ。リハーサルルームやステージの内部など、観客席からは分からない魅力を知ることが出来るでしょう。
夜には、ライトアップされたプレイハウス、そしてオペラハウス眺めるのもオススメ。とても幻想的な世界を堪能することが出来ます。
王立プレイハウス(Skuespilhuset)
Sankt Annæ Pl. 36, 1250 København
公式サイト:kglteater.dk/en
アマリエンボー宮殿周辺の観光名所5. オペラハウス
ンマークを代表する建築家、ヘニング・ラーセン(Henning Larsen)によって設計されたオペラハウス。海を目の前に、大きな四角の屋根と対照的な、ガラス張りのカーブの形が目印です。中に入れば、どこか宇宙空間のようなデザイン。球体のライトやスタイリッシュな内装は、訪れる人を魅了します。
建築として見学したい方には、ガイドツアーがおすすめ。6つものステージを回り、オペラハウスにまつわる秘話を聞くのも一つの楽しみ方です。
しかし、なんといってもオペラハウスの魅力は、エンターテイメント!
世界でもトップクラスの音響効果がある劇場では、心が踊るようなバレエ作品、オペラ作品、さらには演劇公演が毎日行われています。
30分程の幕間の間に海をながめながら、贅沢にお酒を楽しむのもオススメ。
デンマークで優雅にオペラやバレエを楽しむ。そんな旅行もいかがですか?
徒歩、バス、そして水上バス、地下鉄でのアクセスが可能。海沿いなので、夜は特に肌寒くなります。夏でもジャケットなどの防寒着の持参しましょう。また夜には、ライトアップされたプレイハウス、そしてオペラハウス眺めるのもおすすめです。とても幻想的な世界を楽しむことが出来ます。
オペラハウス(Operaen)
Ekvipagemestervej 10, 1438 København K
公式サイト:kglteater.dk/en
コペンハーゲンのローゼンボー宮殿周辺の人気観光名所
ローゼンボー宮殿周辺の観光名所1. ローゼンボー宮殿
「ローゼンボー城」は、美しいルネサンス様式の城であり、デンマーク王室の歴史とゆかりの品々を一堂に展示しています。特に王冠や宝石類は圧巻で、その輝きは訪れる人々を魅了します。また、城の地下には、デンマーク王家の歴代王と王妃の肖像画が展示されており、歴史に思いを馳せることができます。城の周りに広がる美しい庭園も見逃せません。四季折々の花々が咲き誇る庭園は、都会の喧騒を忘れさせてくれます。
ローゼンボー宮殿(Rosenborg Slot)
Øster Voldgade 4A, 1350 København
公式サイト:www.kongernessamling.dk/en/rosenborg/
ローゼンボー城へ行こう!観光の魅力紹介
コペンハーゲンの小さなお城
ローゼンボー宮殿周辺の観光名所2. コペンハーゲン国立美術館
元々は王室のコレクションを一般市民に公開したことが始まりの国立美術館。
コレクションは様々で、有名どころでは、ムンクやアンリ・マティアスなど。オランダやフランス絵画が多く展示されていますが、現代アートなども、年代別に展示されています。7世紀から現代に至るまでの美術品が展示されており、デンマークの文化遺産を深く理解するのに欠かせない場所です。また、美術館の建物自体も見どころの一つで、古典的な建築とモダンな建築が融合した美しい造りが観光客を引き付けます。
重厚感や伝統を感じる外観と異なり、内装はモダン。北欧らしい開放的な空間です。館内にはカフェやレストランも完備しており、美術鑑賞の合間に一息つくことも可能。様々なテーマのガイドツアーやワークショップ、アートについて語り合うイベントも多く開催しています。
コペンハーゲン国立美術館(Statens Museum for Kunst)
Sølvgade 48-50, 1307 København K
公式サイト:www.smk.dk/en/
コペンハーゲンのカステレット要塞周辺の人気観光名所
カステレット要塞周辺の観光名所1. カステレット要塞
カステレット要塞は、コペンハーゲンの歴史を今に伝える、星形の壮大な要塞です。17世紀に建設され、その形状と緑豊かな風景が印象的です。この要塞は、コペンハーゲンを守るための重要な防御施設として機能していました。
要塞内部は今もなお軍の施設として使用されていますが、その周囲は一般公開されており、訪れる人々が自由に散策することができます。また、ここからは市内を一望することができるため、絶好の観光スポットとなっています。
建物自体の歴史的価値だけでなく、周囲の自然環境も含めてカステレット要塞は訪れる価値があります。散歩道やベンチが点在し、都市の喧騒から離れて自然を楽しむことができます。また、要塞内には小さな教会や風車もあり、その風景はまるで絵画のようです。
この要塞は、コペンハーゲンの歴史と自然を同時に体験できる貴重な場所。その壮大さと美しさは訪れる全ての人を引きつけ、記憶に残る体験を提供してくれます。
カステレット要塞(Kastellet)
Gl. Hovedvagt, Kastellet 1, 2100 København
公式サイト:www.forsvaret.dk/da/side/kastellet
カステレット要塞|コペンハーゲンの見逃せない名所
「星」の要塞へ
カステレット要塞周辺の観光名所2. 人魚姫の像
人魚姫(リトルマーメード)の像は、コペンハーゲンを象徴する観光名所の一つです。デンマークの国民的な童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの作品に登場する人魚姫をモデルにしたこの像は、少々小さめの大きさながら、その存在感と美しさは観光客を魅了します。
海辺の岩の上にひっそりと佇んでいる姿が、人魚姫の物語を静かに語りかけてくれます。海の風を感じながら、その哀愁に満ちた表情を眺める時間は、一味違ったコペンハーゲン体験をもたらしてくれるでしょう。
人魚姫の像(Den Lille Havfrue)
Langelinie, 2100 København Ø
大人気で残念なデンマークの名所 - 人魚姫の像
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その他おすすめ観光名所1. クリスチャニア
コペンハーゲンで唯一、変わった空気が流れるこの場所。ヒッピーたちのコミュニティから出来上がった、独自の秩序で成り立っている自治区です。
コペンハーゲンなのにコペンハーゲンではない、なんとも不思議な訪れてみないとわからない空気感を持っているこの場所は、実は世界中からこの地を求めてデンマークに来るほど人気な観光地。気になる方はぜひ訪れてみてください。
1971年に一部の市民が空き地を占拠して建設したこの自由の街は、その独特の雰囲気で知られています。街全体がアートの発信地となっており、色とりどりの壁画や独自の建築物が並んでいます。ここでは商業主義を超越した、自由な生活と表現の空間を感じることができます。
クリスチャニア(Christiania)
Christiania
ここがデンマーク?!あなたの知らないクリスチャニアの世界
究極に「自由」- デンマークの楽園へ
その他おすすめ観光名所2. フレデリクスボー城
コペンハーゲンから電車で1時間弱。そこには湖に浮かぶフレデリクスボー城があります。
フレデリクス4世によって、3つの島の上に建てられました。城門をくぐれば、噴水と重厚感あふれる優美なフレデリクスボー城に圧倒されます。
実は北欧で最大のルネサンス様式のお城。現在では、国立歴史博物館として、人気を集めています。豪華な装飾品の中に、当時のデンマークの歴史が見えてくるでしょう。重厚な外観とは裏腹に、内部はまさに繊細でエレガント。裏には、バロック様式の庭園も覗けます。
フレデリクスボー城の礼拝堂はまさに「息を飲む美しさ」。 一瞬時が止まるように、中世の世界に引き込まれます。手が掛けられた彫刻や細部までこだわった芸術の美しさに心奪われるでしょう。また、城内で最も広い大広間は、礼拝堂と異なり、まさに尊厳を感じる場所。一度は火事で焼失していしましましたが、復元されました。天井の彫刻は、圧巻の一言。ぜひ、実際に生で見て確かめてください。
ちなみに1859年に火事で大半が焼失。その際に再建資金の大半を支援したは、有名なビールメーカー「カールスバーグ」の創始者であるJ・C・ヤコブセンでした。
首都コペンハーゲンから、気軽に小旅行を楽しんでみてはいかがですか?
フレデリクスボー城(Frederiksborg Slot)
Frederiksborg Slot 10, 3400 Hillerød
公式サイト:dnm.dk/en/
その他おすすめ観光名所3. ルイジアナ近代美術館
美術関係者が「世界一美しい美術館」と評することで話題な、ルイジアナ近代美術館。コペンハーゲン中央駅から電車で45分、さらに歩いて10分。閑静な住宅地の中にあるこの美術館の入口の「小ささ」に驚く方も多いと思います。
なぜここが「世界一」と言われるのか。それは、館内へと進んでいけば分かります。
複数の建物が回廊で繋がる美術館の敷地内には、緑豊かな公園や彫刻、そして開放感あふれる真っ青な海が。至る所で絶景スポット発見。回廊には、なんだか日本の和の趣のような空間も。
芸術と自然が見事に溶け込んだこの空間に、きっと心からのやすらぎを感じるでしょう。
美術館内にあるカフェ “Louiaiana Cafe”も大人気。質の高いランチやデザートを楽しむことができます。デンマークデザインの巨匠ヤコブセンがデザインした店内のインテリアも有名。夏のテラス席では大人は食事と会話を、子供たちは芝生の上で遊ぶという微笑ましい光景が見受けられます。
とても自由でなんだかアットホーム。緊張感なく、リラックスしてアートを思う存分楽しむ。そんな願いが叶う場所です。
ルイジアナ近代美術館(Louisiana Museum of Modern Art)
Gl Strandvej 13, 3050 Humlebæk
公式サイト:louisiana.dk/en/
コペンハーゲンの観光に役立つ情報
コペンハーゲンを旅行する上での必要な情報をここにまとめました。通貨、時差、天候、そして何より重要な現地の文化と食文化、さらには現地への行き方についても触れます。これらの情報は、楽しく、スムーズに、そして安全にコペンハーゲンを観光するために役立つでしょう。
コペンハーゲンでの通貨
デンマークの通貨はデンマーク・クローネです。主要なクレジットカードは広く受け付けられていますが、現金も一部の小規模な店舗や市場で必要となる場合があります。空港や街中の両替所、銀行で両替することができます。
コペンハーゲンの時差
日本とデンマークの時差は、デンマークが日本時間より7時間遅れています。ただし、サマータイム期間中はさらに1時間遅れ、8時間の時差となります。旅行の際には時差を考慮に入れ、適切に調整を行うことが重要です。
コペンハーゲンの天気
コペンハーゲンの気候は海洋性気候で、一年を通して温暖ですが、冬は比較的冷え込むこともあります。夏の気温は20度前後で涼しく、観光には適しています。ただし、雨が降る日も多いため、雨具の準備が必要です。
コペンハーゲンの文化
デンマーク人は「ヒュッゲ」を大切にしています。これは、暖かさや安心感、家族や友人との時間を楽しむことを意味し、彼らの生活態度や文化に深く根差しています。訪れる場所ごとに、この「ヒュッゲ」を感じ取ることができるでしょう。
コペンハーゲンの食文化
デンマークの食文化は「スモーブロー」が代表的で、オープンフェイスのサンドイッチです。また、地元の魚や野菜を使った料理も楽しむことができます。コペンハーゲンでは、伝統的な料理からモダンな料理まで、幅広い選択肢があります。
コペンハーゲンへの行き方
日本からコペンハーゲンへは、主要な航空会社を利用して直行便または経由便で行くことが可能です。飛行時間は約12時間で、航空会社や経由地によります。
コペンハーゲン観光まとめ
美しい建築物、自然、文化、食事、すべてが揃ったコペンハーゲン。ヴォーフェンジェル湖で自然を満喫したり、美術館でアートを楽しんだり、美味しい食事を堪能したりと、あなたが何を求めていても、きっと満足できるはずです。
今回ご紹介した名所だけでなく、街を歩いて偶然見つける小さなカフェや店もまた、コペンハーゲンの魅力の一部です。
訪れる度に新たな発見がある、そんな魅力的な街、コペンハーゲン。ぜひ一度訪れて、その魅力を自分の目で確かめてみてください。