1枚のみは危険!海外旅行でクレジットカードは何枚必要?

あなたのカード使えますか?


「海外旅行にクレジットカードは何枚必要?」
「1枚しかないけど大丈夫?」
「持っているカード、海外でも使える?」

と疑問に思っていませんか?

結論からいうと、海外旅行ではカードは2枚以上必要です。

  • 現金が使えない旅先
  • カードによって使えない
  • 限度額から止められてしまう

など「1枚では安心できない」要素が多くあるからです。

この記事では、海外旅行でのクレジットカードの必要性や枚数など、カードについて不安を抱えている方に向けて徹底解説をします。

おすすめのカードも紹介しているので、足りない場合は新しく作ることもできますよ。

ぜひ、最後までお読みください。本ページはプロモーションが含まれています。

海外旅行でクレジットカードは何枚必要なのか?

海外旅行では「2枚以上のクレジットカード」が必要です。クレジットカード1枚では足りません。最低2枚以上は持ちましょう。

  • ハワイやアジアへ1カ所旅行 = 最低2枚
  • ヨーロッパの周遊など、複数の国を移動 = 3枚

のクレジットカードを持っていくことをオススメします。
逆に4枚も5枚と、多すぎる枚数のクレジットカードを海外旅行に持っていくことはやめましょう。旅行中の管理に気をつけなければなりませんし、盗難に遭った場合リスクが高くなってしまいます。

海外旅行で「2枚以上」のクレジットカードが必要な4つの理由

「1枚だとどうして足りないの?」そんな疑問をお持ちの方にお答えします。理由は「想像以上も旅先でお金に関する問題が起こりやすく、備える必要があるから」です。では詳しく解説していきます。

理由1. 現金が使えない

「そもそも旅先で、現金は使えないの?」と考えている方、実は日本ほど現金に頼っている先進国は珍しいことをご存知でしょうか?日本では「現金のみ」のお店やレストランも多くありますが、ヨーロッパや北欧諸国は逆。

カードしか受け付けない」というお店やレストラン、ホテルが数多く存在します。例えば北欧のスウェーデンでは、国全体の98%がクレジットカードやアプリなどの電子決済で占められています。つまり2%しか現金の取引がありません。コンビニで100円程の商品の購入でも、むしろたった10円ほどの支払いですら、カードで支払うことも。自動販売機ですらコインやお札の挿入口がない場合もあります。

ヨーロッパをはじめ、アメリカや韓国でも「現金が使えない」お店が出てきています。日本ではよくある「頼みの現金」は海外旅行では使えないのです。

理由2. ブランドが使えない

もし現在お手持ちのクレジットカードが、

  • JCB
  • American Express
  • ダイナースクラブカード

の場合は気をつけてください。

実はこれらの会社(ブランド)は使える国がとても限られているんです。

例としてJCBカードは日本のブランドとして、日本やハワイでは主流ブランドとして扱われていますが、ヨーロッパでは全く使えません。アメリカン・エクスプレス(アメックス)やダイナースクラブカードは、ヨーロッパ・オセアニア・アジアではまだまだ弱いです。
公式サイトではよく「数多くの海外加盟店で使える」と宣伝していますが「日本人用に観光施設やホテル等と提携した場所もある」といった印象。実際に現地を歩いてみると、カフェやレストランなど、お店が小規模になるほど取り扱っていないのが現状です。

VISAまたはMasterCardのカードを1枚も持っていない方は、今すぐ発行しましょう。注意点として、VISA2枚・MasterCard2枚という持ち方もオススメしません。なぜなら、システムの関係で「取り扱っているのに、このカードはなぜか使えない」ような"相性が悪い"場合が割とよくあるからです。理由はカードを読み取る機会の不具合や決済処理の通信だったり様々。

「VISAとMasterCardを1枚ずつ」の組み合わせなら、リスク分散にもなるため、保持するクレジットカード枚数は2枚でOKです。

理由3. 急に使えなくなる

海外旅行中に急にクレジットカードが使えなくなるケースが実際に起こります。理由は主に2つです。

  1. 利用限度額を超えてしまった
  2. セキュリティのためカード会社が止めてしまった

1. 利用限度額を超えてしまう可能性

利用限度額は1ヶ月20万円〜30万円の設定の方が多いのではないでしょうか?「大丈夫だろう」と思いつつ、実際に超えてしまうことはよくあります。旅先で限度額を超えてしまうと、設定額を簡単に変更できない場合もあり、その日1日は使えなくなります。使わずとも20万円×2枚=40万円など、緊急時も見据えて余裕を持っておくために、2枚以上のクレジットカードを持っておきましょう。

2. カード会社から止められてしまう可能性

日本国内ではまったくないのに、海外で使った途端「誰かに勝手に使われている」と不正利用に遭ってしまう場合があります。筆者も今までにパリ、ロンドン、ローマと、普通に使っていただけなのに明細をみると身に覚えのない支払い(不正利用)に3回遭いました。(ちなみに3回ともカード会社に問い合わせ、その分の支払いは不必要となり、帰国後カードを再発行しました。)

とてもセキュリティがしっかりしている日本のカード会社だからこそ起こるトラブルも。それが「不正利用かもしれない」というカード側の判断による利用停止です。

  • 急に遠く離れた場所(国)でカードが利用されている
  • いつもの利用額を大幅に超えている

などの場合、カード会社が不審に思い(推測から)利用停止措置をとる場合があります。私は昔JALカードを使っていたのですが、この手の停止が2回あったので、旅行するときは事前にカスタマーサポートに連絡をし「止めないでください」とお願いしたこともあります。
このように「本人に落ち度は一切なくとも、突然カードが止められてしまい、不便な思いをした」ということが実際にあるのです。

4. クレジットカードを無くした・すられた場合の予備として

海外旅行でスリは他人事ではありません。対策をしても取られてしまった場合、一文無しになってしまったら残りの旅行が台無しです。同じ場所(財布)に入れず、違う場所にカードを一枚ずつ保管して持ち歩くことで、リスク分散に繋がります。

こう考えてみると「クレジットカードが1枚だけ」はリスキーだと思いませんか?結論として、海外旅行ではクレジットカードを2枚〜3枚持っていくのが最適であるというわけです。

海外旅行でのクレジットカードの魅力3つ

  • 現在デビットカードしか持っていない
  • 一応カードは持っているけど、海外旅行を想定したものではない

という方に向けて、特典が多く・旅行に役立つクレジットカードの発行をおすすめします。なぜならカードを持つことは「得」になることが多いためです。

おトクな理由1. 海外旅行保険が付いてくる

「万が一なことが起こるわけない」と思っていませんか?甘く見てはいけません。なぜなら想像以上によく起こっているからです。
2018年度のジェイアイ傷害火災保険によると、27人に1人は海外旅行中に何らかの被害にあっています
まずはスリや置き引きなどの盗難。「日本の安全さ」に慣れている日本人が被害にあるケースはとてもよく見られます。また病気や怪我も「ありうる」こと。病院にかかるだけで、数十万〜数百万という医療費が発生するのは当たり前です。

「でもわざわざ保険に旅行のたびに加入するのは面倒...。」そんなときに活躍するのが、クレジットカードに自動的に含まれている海外旅行保険

  1. わざわざ海外旅行保険を申し込む必要がなし
  2. クレジットカードで旅行代金を支払うだけ、またはそのカードを持っているだけ
  3. 様々な種類の旅行保証サービスが付いてくる

などと、簡単に旅行の不安を解消してくれます。

おトクな理由2. 現金よりお得に購入できる

海外旅行中に現金で何かを購入する場合は「両替」が必要となりますが、手数料がかかります。この手数料は需要が少ない通貨ほど、手数料が高くなってしまいます。その率は場所によっては15%、街中などは8〜10%前後かかります。つまり、例えば1万円を両替した場合、10%の手数料の場合、手元に残るのは9000円。1000円を損してしまうことになります。

その面、クレジットカードでの手数料は1.5%前後。現金に両替するよりお得に購入することができるのです。

おトクな理由3. ポイント・マイルが貯まる

そして「クレジットカードを使う1番のメリット」は、やはりポイントやマイレージ制度ではないでしょうか?
現金ではいくら使っても還元されません。クレジットカードは使ったら「何かしらの形で」還元されます。「支払い方法を変えるだけで還元される」ってとてもお得ですよね。

クレジットとデビットカードを2枚持っておくと便利

普段のクレジットカード使いに抵抗をお持ちの方は、普段使い用にデビットカード、そして緊急用にクレジットカードという、2枚使いがおすすめです。「クレジットカード」との「デビットカード」の主な違いは、以下の通りです。

デビットカードとクレジットカードの違い

 デビットカードクレジットカード
支払い方法即時払い (支払った瞬間に引き落とし)後払い (月の一定日に支払い)
支払い回数一回払いのみ (分割払い不可)1〜2回払い、分割、ボーナス払いなど
利用可能額預金口座の残高または利用限度額内利用限度額の範囲内
発行銀行のみ銀行や会社・法人
審査の有無銀行口座があれば審査はない審査あり
国際ブランドVISAやMasterCardなどVISAやMasterCardなど
メリット・現金感覚が使えるため使いすぎる心配がない ・支払いの度、利用通知メールが送られてくる ・審査なしで手続きが簡単 ・現地通貨の引き出しが可能・海外旅行保険やポイント制度などの特典が多い ・不正利用などのサポートが手厚い ・ラウンジ利用など付帯サービスが豊富
デメリット・特典が少ない ・海外では、ホテルのチェックイン時などに身分証明としてクレジットカード以外は使えないな場合がある・審査がある ・人によっては使いすぎてしまう心配がある

デビットカードを持っておくと、海外旅行でカードが必要という側面を叶えつつ、「クレジットカードだと使い過ぎてしまいそう...」という不安がなくなります。

海外旅行のクレジットカードでチェックする2つのこと

今現在クレジットカードを持っている方は、海外旅行前に以下の2点を確認してください。

  1. ICチップが搭載されている
  2. 暗証番号を覚えている

海外では支払いは4桁のPINコード(暗証番号)の入力決済が当たり前です。日本のような、サイン(署名)での決済は断られてしまいます。そしてICチップ搭載のカードを保持しているならば、4桁のPINコード(暗唱番号)が設定されていることを確認しましょう。

またその自分の設定したPINコードは覚えていますか?暗証番号は毎回の支払いの際に不可欠です!

以前友人と旅行していた際、彼女のカードが急に利用停止になってしまいました。後々サポートに問い合わせると、不正利用をされたためでした。
不正利用されているため、そのカードはもう使えず、日本に帰るまで再発行されたカードは受け取れません。そのため、彼女は予備のカードを使おうとしたのですが、なんとその暗証番号を覚えてなかったのです!(笑)
2回「これかな?」と思う数字をチャレンジしたのですが、ハズレ。結局、彼女の分の支払いも私(筆者)がおこない、いちいち支払額をメモしながら旅行するしました。このような面倒にならないためにも、PINコードはしっかりと確認しておきましょう。

海外旅行には2枚〜3枚のクレジットカードを持っていこう

クレジットカードは海外旅行に必須です。安心をプラスしてくれ、お得に買い物をすることができ、マイルなどのポイントも貯まります。いま、旅行向きのカードを持っていない方は、この機会に発行してみてはいかがですか?

最低2枚、できれば3枚、VISA・MasterCardの両方を持っておくと安心です。これらの条件を全てクリアし、海外旅行保険やサポートが付帯されているお得なクレジットカードはこちらの記事でご紹介しています。

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ぜひ、ご自身に合ったクレジットカードを選んでくださいね!


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