サンタクロースの国、フィンランドのクリスマス料理特集
Updated 2024-09-06
目次
- フィンランドのクリスマス料理って?
- クリスマスをフィンランドで過ごすけど、何をしたらいい?
雪が積もり、日が短くなる冬。美しいイルミネーションとクリスマスムードで包まれる北欧のフィンランド。
そしてその美しい風景には欠かせないのが、心も体も温めるクリスマス料理!
この記事では、フィンランドのクリスマス料理についてご紹介。
行く前にぜひチェックしてみてください。本ページはプロモーションが含まれています。
その名もピックヨウル!フィンランドのクリスマス料理とは

サンタクロース村がある、クリスマスの本場、フィンランド。フィンランドではクリスマスはJoulu(ヨウル、またはJoulua)といいます。
早くて11月の下旬にもなれば、フィンランド人はPikkujoulu(ピックヨウル)と呼ばれるパーティーを開催。
そんなフィンランドでは、どんなクリスマス料理を食べているのでしょうか?代表的な料理をご紹介します。
フィンランドのクリスマス料理|ディナー編
メインディッシュは「ヨウルキンック」

フィンランドクリスマス料理のメインディッシュ、Joulu kinkku(ヨウルキンック)。
豚肉の大きな塊を軽く味付けした後、オーブンで数時間、低温でじっくり調理します。この時に豚肉にマスタードとパン粉を混ぜた自家製ソースを表面に塗るのが、フィンランド流。
マスタードといっても辛くなく、少し甘めなのがアクセント。飾りにはグローブが刺さっていることも。
フィンランドのみならず、お隣スウェーデンでも食べられるクリスマス料理です。
フィンランドのグラタン、ラーティッコ

こちらの写真は丸型ですが「箱」という意味のLaatikko(ラーティッコ)。いわゆる「グラタン」のような料理です。
マッシュドポテトやニンジン、家庭によってはマカロニやスパイスなども入れて、低温のオーブンで焼き上げます。
日本のグラタンのイメージとはちょっと異なる、新しい味です。
フィンランドのクリスマス料理|デザート編
風車型のパイ、ヨウルトルットゥ

なんとも可愛い、タルトのJoulutorttu(ヨウルトルットゥ)。
正方形のパイ生地を、折り紙の風車を作るように折りたたみます。そして真ん中にプラムのジャムをのせオーブンで焼き、最後に粉砂糖を振りかければ出来上がり。
手のひらサイズの可愛いデザート。
フィンランドには、オーブンの熱でも溶けない、ヨウルトルットゥ用のプラムジャムが売っています。旅行中に購入して、帰ってから試してみるのもおすすめです。
「甘い」おかゆ、リーシプーロ

日本人の感覚にはない「甘い」お粥、Riisi puuro(リーシプーロ)。
リーシは「米」、プーロは「お粥」という意味です。
鍋にプーロ用のお米、牛乳、少量の塩、好みで砂糖をいれ、じっくりと1時間ほど煮ます。最後にお好みで甘いシロップやドライフルーツをトッピングするのもオススメ。
「新しいお米料理」を試してみてください。
フィンランドのクリスマス料理|ドリンク編
フィンランドの定番ホットワイン、グロギ

フィンランドのみならず、北欧のクリスマスで欠かせないのがホットワイン。フィンランドでは「Glögi(グロギ)」と呼ばれます。
他国同様、シナモンなどのスパイスで風味づけされたワイン(またはベリージュース)を鍋で温め、最後にレーズンとアーモンドを入れて飲むのが伝統。
クリスマス時期では、カフェやレストラン、クリスマスマーケットで必ず目にするグロギ。
北欧の冬の中で、体の芯から温めてくれます。
気に入ったら、スーパーで小さなボトルのグロギをお土産にするのもおすすめです。
フィンランドのクリスマス料理を楽しむために
ここでは、フィンランドのクリスマス料理を楽しむためのコツをご紹介します。
事前予約を忘れずに
クリスマス期間中、多くのレストランでは予約が必須です。美味しい料理を確実に味わうためには、事前の予約が必要です。
地元のフードマーケットを訪れてみよう
地元のフードマーケットを訪れれば、フィンランドのクリスマス料理をより深く理解することができます。
フィンランドのクリスマス料理を体験しよう
クリスマスの時期にフィンランドを訪れたら、ぜひこれらの美味しい料理を試してみてください。
北欧フィンランドの伝統を五感で体感できますよ!
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