スウェーデンクリスマス

スウェーデン流の過ごし方


目次

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北欧スウェーデン。「北の国」や「極寒」というイメージが強いこの国では、どのようなクリスマスを過ごしているのでしょうか?

この記事では、現地在住者が、12月初旬から始まるスウェーデンのクリスマス文化や伝統をご紹介します

 

クリスマスへのカウントダウン「アドバンド」

ヨーロッパ諸国同様、スウェーデンにもクリスマスの「準備期間」があります。 それがクリスマスの25日から遡った4週間前の日曜日から始まるアドバントサンデー。 毎週日曜日になるとロウソクに一本ずつ火を灯しながら、クリスマスを待ちわびます。 スウェーデンでは窓際に山形のアドバントキャンドル風ライトがよく飾られていますよ。

他にも有名なのがアドバントカレンダー。12月1日から25日までの限定カレンダーです。 日付ごとにプレゼントがあり、子供向けにはチョコレートやおもちゃなどが人気です。最近では大人用に、Body ShopやRituals、コスメブランドもこのアドバントカレンダーを発売しています。クリスマスまでの毎日が楽しくなりますね。

 

街一色がクリスマスに

10月の下旬頃から日照時間が短くなる北欧。

そんな北欧では、クリスマスは冬の一大イベント。 12月の始めともなれば街全体がクリスマスカラーに染まり、ロマンチックな雰囲気が。この時期にオススメなのがガムラスタン。店先に灯されるライトがチェーンのように連なり合い美しいイルミネーションに。

一層のクリスマス気分を演出してくれる暗さや雪景色は、北欧クリスマスの魅力の一つでしょう

 

スウェーデンのクリスマスマーケット

最初のアドバントサンデーの1週間前、11月の下旬頃からクリスマスマーケットが開催され始めます

スウェーデン語でクリスマスはJul(ユール)と言い、クリスマスマーケットはJulmarknad(ユールマクナッド)と呼ばれます。

クリスマス時期の食材やデコレーション、スウェーデンが必ずと言っていいほどクリスマスシーズンに飲むホットワイン「Glögg(グロッグ)」などが並び、そこはまるでおとぎ話のような楽しい世界。

 

クリスマスのデコレーション

クリスマスマーケットでよくみられるのがハンドメイドで作られたクリスマスのデコレーション雑貨。赤い帽子に立派なヒゲと可愛らしい鼻が特徴的な人形は「トムテ」と呼ばれるもの。サンタクロースに似ていますが、実は北欧に伝わる妖精です。

愛嬌のある可愛らしい姿が人気。「ユールのヤギ」は、藁で作られているヤギのオブジェです。「クリスマスの準備が進んでいるか」と確認しにくる伝承から生まれた工芸品です。

また、窓にぶら下がっている星型のライトも定番の装飾です。星は紙でできており、中に電球を入れるだけなので、お土産にもオススメです。

 

12月13日のルシア祭

スウェーデンにとって重要なクリスマスの日は、24・25日だけではありません。12月13日はルシア祭。子供達が白いローブにを身を包み、聖ルシアに扮し街中を歩きます。

キャンドルの冠を乗せたルシアを中心に、Tärnor(お供の少女)やstjärngossar(星の男の子)がクリスマスの賛美歌を歌います。

ルシア祭と呼ばれ、スウェーデンでは伝統的な行事です。

 

いよいよクリスマス

スウェーデンのクリスマスは、日本のお正月のようなイメージ

日本のように、恋人のためではなく、家族のためのイベントです。遠くに住む家族や親元を離れて暮らす人も皆集まって、クリスマスを過ごします。

プレゼントをラッピングしクリスマスツリーの下に並べ、料理の準備ができたら、いよいよ待ちに待ったクリスマスです。

 

カレアンカ

24日のクリスマスイブの15:00からは、家族全員がソファーの前に集合します。それは、スウェーデンの国営放送SVTにて放送されるディズニーアニメを観るため

Kalle Anka(カレアンカ)」と呼ばれるこの番組。Kalle Ankaとはディズニーのドナルドダックのこと。ドナルドを中心に、「ディズニーの仲間たちがお送りするクリスマスショー」といったものです。

クラシックなディズニー映画の総編集と最新のディズニー映画の一部が放送されます。実はこれ60年以上も放送される伝統番組で、お年寄りの方も「童心に返ったよう」と人気。スウェーデンクリスマスの風物詩です。
 

フィーカとディナー

クリスマスディナーの前には皆が大好きなフィーカを。

グロッグを始め、子供達が作ったクリスマス菓子、サフランケーキやルッセルカットをつまみながら家族でだんらんの時間を過ごします。焼き菓子の甘い匂いが一層のクリスマス気分を盛り上げます。

夜になればいよいよクリスマスディナータイム。

スウェーデンのクリスマス料理についてはこちらの記事で特集しています

 

待ちに待ったプレゼント

スウェーデンでは、大人子供関係なく、家族が皆プレゼントを交換します。クリスマスの下に置かれたプレゼントを順番に開けていくのです。

皆が皆にプレゼントを用意するので、ツリーの下はプレゼントがあふれています。そのため、集まる人数が多ければプレゼントタイムに数時間かかるなんてことも!

それぞれが大切な人のために選んだプレゼントを交換し合うことは素敵ですね。

 
一年に一度の大イベントであるクリスマス! この時期に旅に出かけ、スウェーデン流クリスマスを満喫してみてはいかがですか?

北欧のクリスマスやクリスマス時期の旅行については、記事「北欧クリスマス特集」で特集をしています。ぜひご覧ください。


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