1枚のみは危険!数枚の海外旅行でクレジットカードが必要な4つの理由
Updated 2023-12-24目次
「海外旅行にカードは何枚必要?」
「1枚しかないけど大丈夫?」
「持っているカード、海外でも使える?」
と疑問を抱えている方のお悩みを解決できる記事になっています。
この記事では、カードについて不安を抱えている方に向けて、海外旅行でのクレジットカードの必要性や枚数など、徹底解説をします。
おすすめのカードも紹介しているので、足りない場合は新しく作ることもできます。
ぜひ最後までお読みください。本ページはプロモーションが含まれています。
海外旅行でクレジットカードは何枚必要なのか?
クレジットカード1枚では足りません。
- ハワイやアジアへ1カ所旅行 = 最低2枚
- ヨーロッパの周遊など、複数の国を移動 = 3枚
のクレジットカードを持っておくことが理想です。
注意点として、4枚5枚と、多すぎる枚数のクレジットカードを海外旅行に持っていくことはやめましょう。旅行中の管理に気をつけなければなりませんし、盗難に遭った場合リスクが高くなってしまいます。
海外旅行で「2枚以上」のクレジットカードが必要な4つの理由
「1枚だとどうして足りないの?」そんな疑問をお持ちの方にお答えします。
理由は想像以上に「旅先でお金に関する問題が起こりやすく、備える必要があるから」です。
理由1. 現金が使えない
「そもそも旅先で、現金は使えないの?」と考えている方、実は日本ほど現金に頼っている先進国は珍しいことをご存知でしょうか?
ヨーロッパや北欧諸国では、「カードしか受け付けない」というお店やレストラン、ホテルが数多く存在します。
例えば、北欧のスウェーデンでは、国全体の98%がクレジットカードやアプリなどの電子決済。つまり2%しか現金の取引がありません。
コンビニで100円程の商品の購入でも、むしろたった10円ほどの支払いですら、カードで支払うことも。自動販売機ですらコインやお札の挿入口がない場合もあります。
ヨーロッパをはじめ、アメリカや韓国でも「現金が使えない」お店が出てきています。
日本ではよくある「頼みの現金」は海外旅行では使えないのです。
理由2. ブランドが使えない
このカードだったら注意!
- JCB
- American Express
- ダイナースクラブカード
実はこれらの会社(ブランド)は、使える国がとても限られています。
例として、JCBカードは日本のブランドとして、日本やハワイでは主流ブランドとして扱われていますが、ヨーロッパでは全く使えません。American Express(アメックス)やダイナースクラブカードは、ヨーロッパ・オセアニア・アジアではまだまだ弱いです。
公式サイトではよく「数多くの海外加盟店で使える」と宣伝していますが「日本人用に観光施設やホテル等と提携した場所もある」といった印象。実際に現地を歩いてみると、カフェやレストランなど、お店が小規模になるほど取り扱っていないのが現状です。
VISAまたはMasterCardのカードを1枚も持っていない方は、今すぐ発行しましょう。
注意点として
- VISAのみを2枚
- MasterCardのみを2枚
という持ち方もあまりオススメしません。
「取り扱っているのに、このカードはなぜか使えない」ような、相性が悪いケースが海外ではあります。理由はカードを読み取る機会の不具合や決済処理の通信だったり様々。
「VISAとMasterCardを1枚ずつ」の組み合わせならがベストです。
理由3. 急に使えなくなる
海外旅行中に急にクレジットカードが使えなくなるケースが、実際によく起こります。
利用限度額は1ヶ月20万円〜30万円の設定の方が多いのではないでしょうか?
「大丈夫だろう」と思いつつ、実際に超えてしまうことはありがち。
旅先で限度額を超えてしまうと、設定額を簡単に変更できないため、その日1日は使えなくなります。
使わずとも20万円×2枚=40万円など、緊急時も見据えて余裕を持っておきましょう。
日本国内ではまったくないのに、海外で利用したお店のどこかから情報がとられ、不正利用に遭ってしまう場合があります。
筆者も今までにパリ、ロンドン、ローマと、普通に使っていただけなのに明細をみると身に覚えのない支払い(不正利用)に3回遭いました。
(ちなみに3回ともカード会社に問い合わせ、その分の支払いは不必要となり、帰国後カードを再発行しました。)
クレジットカード会社はこの分を返金してくれます。不正利用に気づいたらすぐに連絡して、カードを止めましょう。
とてもセキュリティがしっかりしている日本のカード会社だからこそ起こるトラブルも。
それが「不正利用かもしれない」というカード側の判断による利用停止です。
- 急に遠く離れた場所(国)でカードが利用されている
- いつもの利用額を大幅に超えている
という場合、カード会社が不審に思い、推測から利用停止措置をとることがあります。
筆者は昔JALカードを使っていたのですが、この手の停止が2回あったので、旅行するときは事前にカスタマーサポートに連絡をし「止めないでください」とお願いしたこともあります。
このように「本人に落ち度は一切なくとも、突然カードが止められてしまい、不便な思いをした」ということがあります。
4. クレジットカードを無くした・すられた場合の予備として
海外旅行でスリは他人事ではありません。対策をしても取られてしまった場合、一文無しになってしまったら残りの旅行が台無しです。
同じ場所(財布)に入れず、違う場所にカードを1枚ずつ保管して持ち歩くことで、リスク分散に繋がります。
クレジットカードが1枚だけ」はリスキーだと思いませんか?
結論として、海外旅行ではクレジットカードを2枚〜3枚持っていくのが最適です。
海外旅行でクレジットカードがお得な3つの理由
- 現在デビットカードしか持っていない
- 一応カードは持っているけど、海外旅行を想定したものではない
という方に向けて、クレジットカードの魅力をご紹介します。
お得な理由1. 海外旅行保険が付いてくる
「万が一なことが起こるわけない」と思っていませんか?甘く見てはいけません。なぜなら想像以上によく起こっているからです。
2018年度のジェイアイ傷害火災保険によると、27人に1人は海外旅行中に何らかの被害にあっています。
まずはスリや置き引きなどの盗難。「日本の安全さ」に慣れている日本人が被害にあるケースはとてもよく見られます。また病気や怪我も「ありうる」こと。病院にかかるだけで、数十万〜数百万という医療費が発生するのは当たり前です。
「でもわざわざ保険に旅行のたびに加入するのは面倒...。」
そんなときに活躍するのが、クレジットカードに含まれている海外旅行保険。
- わざわざ海外旅行保険を申し込む必要がない
- クレジットカードで旅行代金を支払うだけ、またはそのカードを持っているだけでOK
- 様々な種類の旅行保証サービスが付いてくる
と、簡単に旅行の不安を解消してくれます。
お得な理由2. 現金よりお得に購入できる
両替には、手数料がかかり、需要が少ない通貨ほど手数料が高くなります。
その率は場所によっては15%、街中などは8〜10%前後。例えば1万円を両替した場合、10%の手数料の場合、手元に残るのは9000円。1000円を損してしまうことになります。
その面、クレジットカードでの手数料は1.5%前後。
現金に両替するよりお得に購入することができます。
お得な理由3. ポイント・マイルが貯まる
そして「クレジットカードを使う1番のメリット」は、支払い方法を変えるだけで還元される、ポイントやマイレージ制度。
現金ではいくら使っても還元されませんが、クレジットカードは使ったら「何かしらの形で」還元されます。
海外旅行のクレジットカードでチェックする2つのこと
今現在クレジットカードを持っている方は、海外旅行前に以下の2点を確認してください。
- ICチップが搭載されている
- 暗証番号を覚えている
海外では支払いは4桁のPINコード(暗証番号)の入力決済が当たり前。日本のような、サイン(署名)での決済は断られてしまいます。
そしてICチップ搭載のカードを保持しているならば、4桁のPINコード(暗唱番号)が設定されていることを確認しましょう。
またその自分の設定したPINコードは覚えていますか?
暗証番号は毎回の支払いの際に不可欠です!
以前友人と旅行していた際、彼女のカードが急に利用停止になってしまいました。後々サポートに問い合わせると、不正利用をされたため。
不正利用されているため、そのカードはもう使えず、日本に帰るまで再発行されたカードは受け取れません。そのため、彼女は予備のカードを使おうとしたのですが、そのPINコードを覚えてなかったのです!
2回「これかな?」と思う数字をチャレンジしたのですが、ハズレ。結局、彼女の分の支払いも私(筆者)がおこない、いちいち支払額をメモしながら旅行しました。
このような面倒にならないためにも、PINコードはしっかりと確認しておきましょう。
海外旅行には2枚〜3枚のクレジットカードを持っていこう
クレジットカードは海外旅行に必須。安心をプラスしてくれ、お得に買い物をすることができ、マイルなどのポイントも貯まります。
最低2枚、できれば3枚、VISA・MasterCardの両方を持っておくと安心。
旅行向きのカードを持っていない方は、この機会に発行してみてはいかがですか?
ぜひ、ご自身に合ったクレジットカードを選んでくださいね。
海外旅行保険やサポートが付帯されているお得なクレジットカードはこちらの記事で紹介しています。