行く前に知っておきたい海外旅行の安全術!8つの旅行トラブル対策
Updated 2024-09-04目次
- できる限り旅先でトラブルは避けたい
- スリはどう対策すればいいの?
- 海外では何に気をつければいい?
「非日常」を味わえる旅行。しかし非日常の土地ならではのトラブルもつきもの。
荷物の紛失、現地での健康問題、文化的な誤解から予期せぬ出費まで、海外旅行で直面する問題は数知れず。
問題を未然に防ぎ、対策するための「知識」と「準備」があれば、安全に快適に過ごすことができますね。
この記事では、具体的な旅行トラブルとその対策について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
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旅行のトラブル対策1. カバンは常に身につける
世界のどこであれ、置き引きに対する警戒は不可欠。カフェやレストランで一瞬目を離しただけで、大切な荷物が消えてしまうことは珍しくありません。
「自分は大丈夫だろう」と安易に思い込んでしまう、誤った安心感から生まれるトラブルです。
例えば、宿泊するホテルの朝食ビュッフェ中。
- 家族や友人が同じテーブルに座っていたため安心してバックを椅子に置いていたが、戻ってきたら無くなっていた
- 椅子にカバンを置き、景色に気を取られている最中に盗られてしまった
というケースがよくあります。
重要なポイントはまず「カバンを置かない」こと。
常に自分の身体に身につけ、置き引きに対する隙を作らないようにしましょう。同様に、電車やバスなどの公共交通機関では、座席下や上の荷物入れに貴重品を置くのは厳禁です。
一瞬の隙にパスポートや財布などが盗まれ、その後の旅行が台無しになってしまわないよう、気をつけてください。
旅行のトラブル対策2. 巧妙なスリから身を守る
安全な日本からみると、海外でのスリは驚くほど巧妙。
個人だけでなく、チームや団体としてスリをしている集団が存在し、海外の繁華街や観光地では特に注意が必要です。
備えあれば憂いなし!スリから貴重品を守るための具体的な戦略をご紹介します。
スリ対策1. ポケットにスマホを入れない
まず第一に、ポケットに物を入れる習慣は見直してましょう。
スマートフォンや財布がズボンのポケットからはみ出ている状態は、まさに「この人から盗みやすい」とスリにわざわざ示しているようなもの。
見えない場所にあっても、ポケットはスリにとって容易に手を伸ばせる場所です。
その代わりに、内側のポケットや貴重品の収納に特化した旅行用バッグ・スリ対策バッグを利用することを検討してみてください。
スリ対策2.チャックのついたバッグを選ぶ
次にバッグの選び方です。パカッと口が開くタイプのバッグは、スリにとってはまさにおいしいターゲット。あっという間に中身が抜き取られてしまいます。
防止策としては、チャック付きのバッグを選ぶこと。
そして貴重品はなるべく奥の方や内側にあるチャック付きのポケットに入れること。
この工夫が、あなたの貴重品を無事に守る第一歩になります。
スリ対策3.リュックには注意を払う
リュック(バックパック)を使用する際も注意が必要です。理由は、背後が見えないためどうしても死角ができてしまうから。
エスカレーターで立っている際、電車やバスに乗っている際など、「すられやすい」状況をつくってしまうことも。チャックが開きっぱなしの状態になっていても気付かないことがあります。
対策として、
- カバーがついたリュックを使う
- 貴重品はすぐ取り出せるところに入れない
- 中身がすぐに取り出せないタイプのリュックを選ぶ
などの工夫が必要です。
スリ対策4.ブランドバックは控える
そして最後に、ブランドバッグの使用は控えてましょう。高価なものを持ち歩くことは、「お金持ち」というラベルを自らに貼り付けるようなもの。
結果として、スリから見ても魅力的なターゲットになってしまいます。
できるだけ控えめなバッグを選び、ブランドのロゴは目立たないものにするといいでしょう。
スリ対策5.不審なことがあったら確認
もし不審なことがあったら、まず荷物を確認しましょう。
「知らない人が声をかけてきた」「誰かが目の前で転んだ」などの場合は注意をそらし、スリを図るためであることも。
バスや電車などに乗車している際は体の前で持ち見えるようにするなど、しっかり荷物に注意を払いましょう。
旅行のトラブル対策3. 人通りの少ない場所へは行かない
人通りの少ない場所への訪問は、なるべく避けてください。
昼間であっても、裏通りは特に注意が必要です。ショッピングや食事など、日中の明るいうちに済ませることが理想的です。
女性や男性のグループも同様。男性がいるからといって安全ではありません。
少しでも「怪しい」と感じたらすぐにその場を離れ、人通りの多い場所に移動してください。
旅行のトラブル対策4. 話しかけてくる人には注意する
旅行中に話しかけられたら、まず「怪しい」と思うことが大切。
大半が旅行者である日本人に道を聞くことも滅多にありませんし、裏があることがほとんどです。
日本語で親しげに話しかけてきてコミュニケーションを図り、自然に抱きついたすきに財布などを抜き取る、ナンパや一緒に道や場所をを探し歩いているうちに裏通りへ誘導されたというのもよくある話。
さらに巧妙な手として、警察を装った不審者にも警戒が必要です。所持金やパスポートのチェックを名目に貴重品を奪うケースがあります。警察官がクレジットカードや暗証番号の提示を求めることは絶対にありません。
不審に思ったら、まず落ち着き、人通りの多い場所に移動をして、相手に身分証明書の提示や現地の人に助けを求めましょう。不審に思ったら、反応せずすぐさまその場を離れましょう。
旅行のトラブル対策5. 「声をかけられた」タクシーは利用しない
旅先では、タクシーはとても便利。ただし、トラブルの元になりうることも。
「空港や駅で声をかけてくるタクシー」フレンドリーに思うかもしれないこのタクシーこそ、警戒が必要です。
日常茶飯事なケースが「ぼったくり」。あからさまにおかしい料金を請求するなどはヨーロッパだとフランス、イタリア、スペインでは特に多いです。
このようなトラブルを避けるため、一番はUberなどの配車アプリを利用し、事前にドライバーの安全性や料金を確認すること。
また個人が運営するタクシーではなく、公認のタクシーを利用することを強く推奨します。一番危ないのは、運転手が外に出て呼びかけをおこなっている場合。
配車アプリを利用できない場合は、タクシーレーンに並んでいるタクシーを選び、乗車前に行き先を伝え料金を確認した上で乗車することをおすすめします。
旅行のトラブル対策6. 現金を多く持ち歩かない
出国前に現地の現金を用意し、それを一生懸命に守りながら旅行を楽しむというシナリオは、現代では時代遅れに。
大部分の海外では、クレジットカードやデビットカードによる決済が主流となっています。
ローカルのレストランやショップでも、カード決済を受け付ける場所が増えています。
現金を持ち歩かないことで、一度に全ての現金を失うリスクを回避できます。
現金を使う必要がある場合でも必要な分だけを持ち歩き、残りはホテルのセーフティボックスに保管しておきましょう。
旅行のトラブル対策7. 夜遅くの公共交通の利用を避ける
夜遅くに出歩くことは絶対に避けましょう。
日本と異なり、仕事終わりの会社員などが夜遅くに公共交通機関に乗車していることは稀。
深夜の地下鉄やバスでは観光客は狙われやすく、簡単にターゲットとなってしまします。 夜に出歩くことがどうしても避けられない場合は、正規タクシーでホテルの前まで向かいましょう。
旅行のトラブル対策8. 物乞いに気を付ける
もし旅行中電車に乗っていて、突如として聞こえてくる演奏や、シートに静かに置かれたチラシに出会ったら...。
海外旅行中に頻繁に遭遇する可能性がある物乞いの一種で、対応方法を知っておくことが重要です。
一部では、電車内での楽器演奏を通じて金銭を求めることがあります。これらのパフォーマンスは無許可で行われていることが多く、写真や動画を撮影しようとすると追加料金を要求されることもあります。
同様に電車内でシートに置かれたチラシも、物乞いの一環。チラシにはしばしば、物乞いの人々の生活状況や、金銭的支援の要請が書かれています。チラシを手に取ると、「同意した」とみなされ、金銭を要求される場合があるため気をつけましょう。
あからさまに敵対せず、相手を尊重する態度を忘れないことも重要です。しかし親切心や優しさが旅先のトラブルにならぬよう、物乞いの対策を覚えておきましょう。
旅行でのトラブル対策|知識と準備があなたの安全を守る
驚きと刺激に満ちた経験であり、新しい文化に触れることができる旅行。しかし非日常で慣れていない場所である旅先は、同時に予期せぬトラブルをもたらす可能性があります。
何が起こるか分からない海外旅行。
それが旅行の醍醐味という意見もありますが、面倒なことは避けたいのが本音。旅行の楽しみを最大限に味わうためには、旅行にまつわるトラブルに対する知識をしっかり持ち、事前に対策することが欠かせません!
この記事があなたの旅先でのトラブル回避に繋がれば幸いです。
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