どこ行こう?と迷ったら必見!コペンハーゲン旅行ガイド17選
Updated 2024-09-05目次
この記事では、初めてコペンハーゲンを訪れる方や観光名所を知りたい方へ、コペンハーゲンの魅力や見逃せない、王道観光スポット17選をご紹介。
コペンハーゲン旅行を考えている方、ぜひご覧ください。
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コペンハーゲンの基本情報
デンマークの首都であり、最大の都市であるコペンハーゲン。北欧特有の美しい自然と洗練されたデザインが融合した都市です。
美術館、教会、運河、公園、レストランなど、その魅力は多種多様。
そんなコペンハーゲンで見逃せない観光スポットを、カテゴリー別でご紹介します。
コペンハーゲン中心地|観光スポット
コペンハーゲン中心地の観光名所1. チボリ公園
コペンハーゲン中央駅の目の前というなんとも絶好のロケーションにあるこの遊園地。ディズニーランドのモデルとなった場所として有名です。
まさに夢の国というような、幻想的な雰囲気で、子供から大人まで大人気!
世界最古の遊園地として知られており、その歴史は1843年までさかのぼります。アトラクションはもちろんのこと、美しい庭園やレストラン、ショップも。さらに公園内には劇場もあり、演劇や音楽イベントが頻繁に開催されています。夜になるとライトアップされ、夜景と共に遊園地の光が幻想的な雰囲気が魅力的!
遅くまで営業しているのも観光客には嬉しいポイント。
クリスマスやハロウィンなどの季節のイベントもここで存分に楽しめます。まるで別世界に迷い込んだかのような非日常感を体験してみませんか?
チボリ公園(Tivoli)
Vesterbrogade 3, 1630 København V
コペンハーゲン中心地の観光名所2. コペンハーゲン市庁舎
コペンハーゲン市庁舎は、コペンハーゲン中央駅から近く、H.C.アンデルセン通りを挟んでチボリ公園の向かいにあり、市の中心的な存在です。
現在の建物は、なんと1905年に完成した6代目。中世デンマーク様式と北イタリアのルネッサンス様式を融合した壮大な外観が魅力的です。市庁舎のホールは展覧会やイベントなどにも使われており、一般の人々も自由に入って内部を見学することが可能。ただし、特定の部屋はガイドツアーでしか見学できません。
また、市庁舎の塔はコペンハーゲンで2番目に高い105.6メートルの高さで有名。最も高い塔はクリスチャンスボー城の塔の106メートルです。その高さの差はわずか40cm。
コペンハーゲンでは「市庁舎の塔より高い建物を建ててはならない」という条例があり、そのため高層ビルは少なく、歴史的な町並みが保たれています。
市庁舎の塔へはガイドツアーで登ることができ、館内のガイドツアーと塔のガイドツアーのチケットは別売り。館内のガイドツアー終了後に塔のガイドツアーが始まるので、両方に参加したい場合は事前に両方のチケットを購入しておきましょう。
市庁舎の塔の上からは、コペンハーゲンの美しい町並みを一望でき、絶景スポットとしても人気があります。
コペンハーゲン市庁舎(Copenhagen Cityhall)
Rådhuspladsen 1, 1550 København, デンマーク
コペンハーゲン中心地の観光名所3. ストロイエ
デンマーク語で「歩くこと」を意味するストロイエ。その名の通り、歩行者天国であるこの通りには、あの有名な"ロイヤルコペンハーゲン"をはじめとし、デザインショップや高級ブティック、デパートなどが並びます。カフェやレストランも多く並び、常に人々で賑わう場所です。
デンマークブランドはほぼ揃っているというほどの「ショッピング天国」であるストロイエ。ファッションはもちろんのこと、インテリアにキッチン用品、チョコレートショップやアンティーク、されにはレゴ本店まで。観光の途中でも必ず通るメイン通りなので、王室御用達の老舗から、最新ブランドまで、コペンハーゲンのショッピングはここで楽しみましょう!
ストロイエ(Strøget)
Strøget
コペンハーゲン中心地の観光名所4. ロイヤルコペンハーゲン本店
ロイヤルコペンハーゲンは、言わずと知れたデンマークの陶磁器ブランド。1775年に設立されたこのブランドは、伝統的なデザインと現代のトレンドを融合させた製品で高い評価を得ています。
本店には、ブランドの歴史や製品を深く知ることができるちょっとしたミュージアムも併設されており、観光とショッピングを同時に楽しむことができますよ。
ロイヤルコペンハーゲン本店(Royal Copenhagen)
Amagertorv 6, 1160 København
アクセス/公式サイト
コペンハーゲン中心地の観光名所5. トーヴハレヌ市場
Norreport駅のすぐ近く、なんともオシャレな市場があります。トーヴハレヌ市場は地元の人からも人気を誇る屋内市場。新鮮な魚に、色鮮やかなお花、そして野菜果物。さらには、スパイスや紅茶、ジャム、ナッツにチョコレートも。お土産にもよし、自分用でも良しな可愛いパッケージの商品がずらり。
さらには気軽に食事ができる、イートインのお店やカフェも。焼き菓子の甘い香りがすると思ったら、フレッシュスムージやコーヒーショップが。チーズの量り売りに、北欧ならではのサーモンのサンドウィッチ、さらにはワインやシーフードも楽しむことができます。
さらに魅力的なのがオシャレなディスプレイ。「北欧の暮らしってすてきだな」 そんなことを思わせてくれる、スタイリッシュな空間です。バライティ豊かなショップ 市場に並ぶお店は様々。生鮮食品のみならず、日持ちのいいお菓子やギフトセットもあるので「ちょっといいお土産」選びにもオススメ。
コペンハーゲン滞在中の食事の1回を、ここで楽しんでみてはいかがでしょうか?
トーヴハレヌ市場(Torvehallerne)
Frederiksborggade 21, 1362 København
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コペンハーゲンのアマリエンボー宮殿周辺|観光スポット
アマリエンボー宮殿周辺の観光名所1. アマリエンボー宮殿
デンマーク王室の冬の宮殿といわれるのが、アマリエンボー宮殿。4つの同じ形をした建物が中央に広大な広場を囲むように立ち並んでいるのが特徴の宮殿。それぞれの建物にはそれぞれ王族の私室や各種の会議室があり、宮殿内部は一部が公開されています。
特に見逃せないのが、正午になると行われる衛兵の交代式。黒の制服に赤い顔料で飾られた守衛が厳かに行進する姿は、まるで映画の1シーンのよう。宮殿からほど近い場所には美しい庭園も広がっており、1年を通じて四季の風景を楽しむことができますよ。
アマリエンボー宮殿(Amalienborg)
Amalienborg Slotsplads 5, 1257 København
アマリエンボー宮殿周辺の観光名所2. ニューハウン
ニューハウンは、デンマークを代表する観光地でしょう。その理由は、なんともかわいい街並み。ニューハウンはデンマーク語で「新しい港」を意味し、クリスチャン5世によって1670年から1673年にかけて造られました。
300年以上前に作られたこの港は、幅30〜40メートル、長さ400メートルという規模。当時は世界中から船が集まる賑やかな場所でした。運河沿いには居酒屋が並び、船乗りたちの「居酒屋街」としても栄えていましが、時代の変化と共に物流の主流が船から鉄道へと移り、ニューハウンは衰退。
その後「歴史地区として再生しよう」という動きが起き、現在ではデンマークで最も人気のある観光スポットへと変貌を遂げました。童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンも、このニューハウンに住んでいたことがあり、さらに有名に。No.20、67、18の3つの家に居住していたと言われています。
ニューハウンの近くに立つ建物の中で最も古いものは1681年から存在。この建物はニューハウンが造られた時期とほぼ同じで、300年以上の歴史を持つ貴重な建造物です。ニューハウンを訪れる際は、歴史と共に景色を楽しんでみてください。
ニューハウン(Nyhavn)
Indre By, København
アマリエンボー宮殿周辺の観光名所3. デンマーク王立劇場
コペンハーゲンで、演劇やオペラなどの公演を楽しむこと出来る主要な劇場は、3ヶ所あります。(日本語や英語では見分けが付きにくいので、デンマーク語での確認がおすすめです。)
- デンマーク最古で石造りの、Det Kongelige Teater(デンマーク王立劇場)
- 四角く近代的な建築の、Skuespilhuset(王立プレイハウス)
- 半球型のカーブと四角い屋根のコントラストが印象的な、Operaen(オペラハウス)
その中の1つ、デンマーク王立劇場は、1748年に建設されたデンマーク最古の劇場です。デンマーク王立バレエ団の公演がメインで、有名な「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」などの名作から、現代的なモダンバレエまで、バライティ豊か。もちろんオーケストラや演劇などのプログラムもあります。
クリスマス時期に旅行に来るなら、ぜひ鑑賞したいのが名作「くるみ割り人形」。特別バレエに興味がなくとも、優美な内装と雰囲気に包まれたエンターテイメントは満足できること間違いなし!
とても人気の公演なので、数ヶ月前からの予約をオススメします。
チケットの購入方法は2種類あります。
- 確実な方法は、オンライン。当日券は不確定なので、確実に鑑賞をしたい方は旅行日程が決まり次第予約をするのがオススメです。
- 当日券は、デンマーク王立劇場の隣のチケットセンターにて、キャンセルや売り切れた券を、割引して販売されます。運が良ければ安価でとても良い席を入手することも可能。
ウェブサイトでは、コペンハーゲンで演劇・オペラ公演を楽しむことできる3ヶ所劇場の情報がまとめて掲載されています。
チケット購入時に、どの劇場で公演が行われるかしっかり確認してください。
公演情報・チケット購入/公式サイト
建築として見学したい方には、英語でのガイドツアーがおすすめです。美しい内装に快い知れること間違いなし!
デンマーク王立劇場(Det Kongelige Teater)
Kongens Nytorv 9, 1050 København K
アマリエンボー宮殿周辺の観光名所4. 王立プレイハウス
新王立劇場や王立プレイハウスとも呼ばれるSkuespilhusetは、王立劇場とは対照的に、モダンなガラス張りの斬新なデザイン。
オペラハウスの反対側、大人気観光スポットのニューハウンのすぐ近くに位置し、アクセスも◎。王立劇場より「カジュアルな公演が多い」といったイメージ。クラシックからポップスまで、幅広いジャンルの公演が行われます。
建築として見学したい方には、ガイドツアーがおすすめです。リハーサルルームやステージの内部など、観客席からは分からない魅力を知ることが出来るでしょう。
夜には、ライトアップされたプレイハウス、そしてオペラハウス眺めるのもオススメ。とても幻想的な世界を堪能することが出来ます。
王立プレイハウス(Skuespilhuset)
Sankt Annæ Pl. 36, 1250 København
アマリエンボー宮殿周辺の観光名所5. オペラハウス
デンマークを代表する建築家、ヘニング・ラーセン(Henning Larsen)によって設計されたオペラハウス。海を目の前に、大きな四角の屋根と対照的な、ガラス張りのカーブの形が目印です。中に入れば、どこか宇宙空間のようなデザイン。
球体のライトやスタイリッシュな内装は、訪れる人を魅了します。
建築として見学したい方には、ガイドツアーがおすすめ。
6つものステージを回り、オペラハウスにまつわる秘話を聞くのも1つの楽しみ方です。
徒歩、バス、そして水上バス、地下鉄でのアクセスが可能。海沿いなので、夜は特に肌寒くなります。夏でもジャケットなどの防寒着の持参しましょう。
また夜には、ライトアップされたプレイハウス、そしてオペラハウス眺めるのがおすすめです。とても幻想的な世界を楽しむことができますよ。
しかし、なんといってもオペラハウスの魅力は、エンターテイメント!
世界でもトップクラスの音響効果がある劇場では、心が踊るようなバレエ作品、オペラ作品、さらには演劇公演が毎日行われています。
30分程の幕間の間に海をながめながら、贅沢にお酒を楽しむのもオススメ。
デンマークで優雅にオペラやバレエを楽しむ。そんな旅行もいかがですか?
オペラハウス(Operaen)
Ekvipagemestervej 10, 1438 København K
コペンハーゲンのローゼンボー宮殿周辺|観光スポット
ローゼンボー宮殿周辺の観光名所1. ローゼンボー宮殿
ヨーロッパ最古の王室を持つ国デンマークで見逃したくない王宮が、ローゼンボー離宮。デンマークのクリスチャン4世によって夏の離宮として、コペンハーゲン中心部にあるローゼンボー公園内に建設されました。
1605年に建設が始まり、1634年に完成。建物はオランダ・ルネッサンス様式で建てられており、高い尖塔を備えた複雑な建築は、見る角度によって異なる表情を見せてくれます。現在、ローゼンボー離宮は博物館に。
クリスチャン4世の時代の豪華な居間や、贅を尽くした部屋の数々、さらにフレデリク2世の時代から19世紀までの王室コレクションが展示されています。この離宮は、デンマークの豊かな歴史と文化を感じることができる貴重な場所です。
ローゼンボー宮殿(Rosenborg Slot)
Øster Voldgade 4A, 1350 København
ローゼンボー宮殿周辺の観光名所2. コペンハーゲン国立美術館
元々は王室のコレクションを一般市民に公開したことが始まりの国立美術館。その壮大なコレクションで知られており、約26万点の作品を所有しています。
この美術館の所蔵作品数は膨大で、デンマークの有名な作品を広くカバーしています。デンマークの芸術に興味のある方や、国の文化遺産に触れたい方にとって、まず訪れるべき重要なスポット。
重厚感や伝統を感じる外観と異なり、内装はモダン。北欧らしい開放的な空間です。館内にはカフェやレストランも完備しており、美術鑑賞の合間に一息つくことも可能。
様々なテーマのガイドツアーやワークショップ、アートについて語り合うイベントも多く開催しています。
コペンハーゲン国立美術館(Statens Museum for Kunst)
Sølvgade 48-50, 1307 København K
入場料・開館時間/公式サイト
コペンハーゲンのカステレット要塞周辺|観光スポット
カステレット要塞周辺の観光名所1. カステレット要塞
カステレット要塞は、デンマークの首都コペンハーゲンにある「星形」の要塞。かつてはコペンハーゲン港の入口を防御するために建設されました。
この要塞は1662年に築かれ、港に向かって数多くの砲台が並んでいたことがありますが、現在はほとんどの砲台が撤去。要塞としての面影はほとんどなく、今では、のどかな雰囲気と自然の緑に包まれた公園となっています。
この地域はチャーチル公園とも呼ばれており、その名は第二次世界大戦中にナチス・ドイツに占領されていたデンマークを救ったイギリスへの感謝の意を込めて名付けられました。
公園の入口にはイギリスの元首相ウィンストン・チャーチルの像が立っており、トレードマークの葉巻を探しているような姿が彫られています。
公園内には、聖アルバニ教会や風車が点在し、デンマークのおとぎ話の国らしい景色を演出。園内では、のんびりと散歩を楽しむ人やジョギングをする人たちが溢れています。ゆったりと散策してみましょう。
カステレット要塞(Kastellet)
Gl. Hovedvagt, Kastellet 1, 2100 København
カステレット要塞周辺の観光名所2. 人魚姫の像
人魚姫の像は、デンマークの著名な作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話「人魚姫」を元に制作されたものです。
その制作は、デンマークのビール醸造会社であるカールスバーグの創設者、ヤコブ・クリスチャン・ヤコブセンの息子、カールが委嘱。その息子であるカール・ヤコブセンがスポンサーとなり、彫刻家のエドワード・エリクセンによって1913年に制作されました。
行ってみて驚くこと。「小さすぎませんか?」
「世界三大がっかり」として有名な人魚姫。そしてこの像、よく見ると人魚というより「人」です。 人「魚」感があまりありません。彫刻家のエドワード・エリクセンが、モデルである妻の足があまりにも美しいことから、足を残したと言われています。
しかし、この「がっかり」感が話題を呼び、今では大人気の観光スポット。カステレット要塞のすぐ近くでもあるので、散歩コースにもおすすめです。
人魚姫の像(Den Lille Havfrue)
Langelinie, 2100 København Ø
コペンハーゲンその他|観光スポット
その他おすすめ観光名所1. クリスチャニア
コペンハーゲンを歩いていると、急に空気が一変。ヨーロッパらしい街並みから、落書きを超えた「アート」の壁が見えてきます。いつもとは違う旅先をお探しの方や旅好きにはたまらないのが、クリスチャニアです。
実はここ、日本ではまだ知名度は低いもの、クリスチャニアに来たいが為にわざわざデンマークに来る人も大勢いる、世界的な大人気観光地。
クリスチャニアという自治区は1971年に誕生し、人口は約1000人のこの場所では、先進国デンマークのイメージを覆すような「無秩序」な空間が広がります。
一見「危険、治安が悪そう」と感じるかもしれませんが、驚くことに、デンマーク国内でも治安はトップレベル。家のドアは開けっ放し、家と家の間には境目がなく、乗馬をしている住人、庭で絵を描く住人と、のんびりとした時間が流れています。(しかし、夜や暗くなってから訪れるのは避けましょう。)
まさに多様性の象徴とも言えるクリスチャニア。政府との衝突を幾度も繰り返し、40年以上の歴史をを経た上で、現在の「自由」な空間が生まれました。
「自治区」といってもここはユニーク。自治権があり、独自の国旗・国歌も制定。また、武器・暴力・車・盗みなどに関するいくつかの禁止事項があります。その中でも面白いのは、「犬を鎖でつなぐことは禁止」であること。人間同様、動物の自由も尊重されています。
そして、デンマークでは違法されている大麻は、ここでは事実上販売されています。公然と「見逃されている」という状態です。(もちろん大麻の購入は絶対にいけません。)その一方で、クリスチャニアの住民は、一般市民と同じように税金を納め、社会福祉も受けています。
オーガニックなレストラン、リサイクルセンターなど、「ありのまま」を肯定し、無駄がない。初めは驚くかもしれませんが、後々「人間らしさ」とはどういうものか、そして今の世の中がいかに複雑かを考えさせられるはず。
グリーンライトエリアは絶対に写真撮影が禁止。住民の方がやってきて、写真の削除が確認できるまで注意をされます。記念撮影をしたい気持ちもありますが、必ず住民のルールに従いましょう。
またこの地区だけは現金(デンマーククローネ)での支払いが主流なので、用意しておきましょう。
クリスチャニア(Christiania)
Christiania
その他おすすめ観光名所2. フレデリクスボー城
コペンハーゲンから電車で1時間弱。そこには湖に浮かぶフレデリクスボー城があります。フレデリクス4世によって、3つの島の上に建てられたこのお城。城門をくぐれば、噴水と重厚感あふれる優美なフレデリクスボー城に圧倒されます。
実は北欧で最大のルネサンス様式のお城。現在では、国立歴史博物館として、人気を集めています。重厚な外観とは裏腹に、内部はまさに繊細でエレガント。裏には、バロック様式の庭園も覗けます。
フレデリクスボー城の礼拝堂はまさに「息を飲む美しさ」。 一瞬時が止まるように、中世の世界に引き込まれます。手が掛けられた彫刻や細部までこだわった芸術の美しさに心奪われるでしょう。また、城内で最も広い大広間は、礼拝堂と異なり、まさに尊厳を感じる場所。
1859年に火事で大半が焼失していしましましたが、復元されました。ちなみに、その際に再建資金の大半を支援したは、有名なビールメーカー「カールスバーグ」の創始者であるJ・C・ヤコブセン。
ぜひ実際に生で見て確かめてください。
首都コペンハーゲンから、気軽に小旅行を楽しんでみてはいかがですか?
フレデリクスボー城(Frederiksborg Slot)
Frederiksborg Slot 10, 3400 Hillerød
その他おすすめ観光名所3. ルイジアナ近代美術館
美術関係者が「世界1美しい美術館」と評することで話題な、ルイジアナ近代美術館。コペンハーゲン中央駅から電車で45分、さらに歩いて10分。閑静な住宅地の中にあるこの美術館の入口の「小ささ」に驚く方も多いと思います。
なぜここが「世界1」と言われるのか。それは、館内へと進んでいけば分かります。
複数の建物が回廊で繋がる美術館の敷地内には、緑豊かな公園や彫刻、そして開放感あふれる真っ青な海が。至る所で絶景スポット発見。回廊には、なんだか日本の和の趣のような空間も。
芸術と自然が見事に溶け込んだこの空間に、きっと心からのやすらぎを感じるでしょう。
美術館内にあるカフェ “Louiaiana Cafe”も大人気。質の高いランチやデザートを楽しむことができます。デンマークデザインの巨匠ヤコブセンがデザインした店内のインテリアも有名。
夏のテラス席では大人は食事と会話を、子供たちは芝生の上で遊ぶという微笑ましい光景が見受けられます。
とても自由でなんだかアットホーム。
緊張感なく、リラックスしてアートを思う存分楽しむ、そんな願いが叶う場所です。
ルイジアナ近代美術館(Louisiana Museum of Modern Art)
Gl Strandvej 13, 3050 Humlebæk
入場料・開館時間/公式サイト
コペンハーゲンの観光に役立つ情報
コペンハーゲンの旅行を計画する際に役立つ情報をご紹介!
コペンハーゲンでは通貨は何を使用しているのか、時差はどれくらいあるのかなど、基本情報を詳しく解説します。
コペンハーゲンでの通貨
デンマークの通貨はデンマーク・クローネです。現地では主要な観光スポットやホテル、レストランなどでカードが使われています。
現金が使えないレストラン、観光施設も多いため、クレジットカードは必須です。
コペンハーゲンの時差
日本とデンマークの時差は、デンマークが日本時間より7時間遅れています。ただし、サマータイム期間中はさらに1時間遅れ、8時間の時差となります。
コペンハーゲンの天気
コペンハーゲン夏の気温は20度前後で涼しく、観光には適していますが冬は寒いです。
日本とは季節感が異なるため、しっかり天気予報をチェックし、服装の準備をしていきましょう。
コペンハーゲンの食文化
コペンハーゲンでは、伝統的な料理からモダンな料理まで、幅広い選択肢があります。
コペンハーゲンへの行き方
日本からコペンハーゲンへは、主要な航空会社を利用して直行便または経由便で行くことが可能です。
コペンハーゲン観光まとめ
美しい建築物、自然、文化、食事、すべてが揃ったコペンハーゲン。
自然を満喫したり、美術館でアートを楽しんだり、美味しい食事を堪能したりと、十分に満足できるはず。今回ご紹介した名所だけでなく、街を歩いて偶然見つける小さなカフェや店もまた、コペンハーゲンの魅力の一部です。
訪れる度に新たな発見がある、そんな魅力的な街、コペンハーゲン。
ぜひ一度訪れて、その魅力を確かめてみてください。
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