自然と絶景をの2つをいいとこ取り!ノルウェー「ベルゲン観光」
Updated 2024-09-05目次
ノルウェーのベルゲンは、歴史と自然が融合した北欧が誇る観光名所。
この記事では、ベルゲン観光を満喫するための情報をお届け。名所から、気候、食文化、行き方まで、あなたの旅を彩る情報が満載です!
ぜひ最後までご覧ください。本ページはプロモーションが含まれています。
ベルゲン観光の基本情報
ベルゲンはノルウェーの南西部に位置し、首都オスロからは西へ約300km、北海に面しています。人口約28万人のこの都市は、ノルウェー第二の都市であり、昔から交易の中心地として栄えてきました。
世界遺産にも登録されたブリッゲン地区をはじめ、見どころがたくさんあります。
市内には多くの美術館や博物館も点在し、アートや歴史、文化に触れる機会も豊富。そして何よりも、北欧らしい美しい自然環境が魅力的。
ベルゲンは「七つの山に囲まれた都市」ともいわれ、山から見下ろす街並みや港は、美しさと「ホッ」とするような落ち着きを併せ持つ絶景です。手つかずの自然が広がり、季節によって色々な顔を見せてくれます。
そんなベルゲンで見逃せない観光スポットをご紹介します。
ベルゲンの人気観光スポット
ベルゲンの人気観光スポット1. ブリッゲン
北欧でフォトスポットを求めているならココは必須!
ブリッゲンは中世から続く漁業の町。ノルウェー西部の山間部に位置しています。ハンザ同盟からドイツ商人によって建てられ、貿易の拠点として反映しました。街全体がユネスコの世界遺産に登録されており、その美しい木造の建築物や風景は、まるで時間を越えて「中世のノルウェー」を訪れたかのよう。
61棟ものカラフルな木造家屋が並ぶブリッゲンは外見も、さらには内部までもフォトジェニック。迷路のような内部には、可愛らしいお店やアトリエが並んでいます。
ブリッゲン観光にオススメな季節の1つがクリスマス。
幻想的にライトアップされ、大きなクリスマスツリーも登場します。北欧ならではのクリスマスデコレーショングッツを1年中販売しているJulehusetというショップは常に人気です。
ブリッゲンの木造建築群は基本的には24時間いつでも訪れることが可能。ただし地元の生活を尊重し、夜間の訪問は控えることがいいでしょう。
ブリッゲン(Bryggen)
Bryggen, 5003 Bergen, Norway
ベルゲンの人気観光スポット2. フロイエン山
ベルゲンで見逃せないのが、フロイエン山からの絶景。
フロイエン山は、ベルゲンを一望できる絶景ポイントとして知られています。ここから見渡す街並みとフィヨルドのパノラマビューは、感動もの。夏はハイキング、冬はそり遊びと、地元の人にも人気なスポットです。
山登り?そんなことありません。ケーブルカーを利用すれば頂上まであっという間。
頂上では、ベルゲンのシティービューそしてフィヨルドと、まさに「都会」と「自然」の両方を味わえる贅沢さ。そして、レストランやカフェ、お土産やさんにハイキングコースなど、アクティビティも充実。景色を楽しみながら食事を取ることも可能です。
山頂では、最低でも2時間ほど時間を空けておいた方がいいでしょう。カヌーやジップラインのアクティビティーもあります。
さらに、ケーブルカーの乗り場の隣にはハイキングコースも充実しており、豊かな自然の中を散策できます。初心者から習熟度に合わせて1時間コースから5時間コースまで選ぶことができるので、「片道のみケーブルカー、帰りは歩いて」という楽しみ方もおすすめ。
80人ほど乗車可能な大型のケーブルカーですが、夏季は人気で混む恐れも。
自由席なので、写真撮影をする場合は後ろの席を。また、山の天気は予想がつかないので、雨に対応できる服装の準備をしておきましょう。
都市から8分、自然と絶景を味わいましょう。
フロイエン山(Fløyen)
Fløyen
ケーブルカー情報/公式サイト
ベルゲンの人気観光スポット3. ベルゲン魚市場
1276年にオープンしたベルゲンのフィッシュマーケットは、1935年に運営を開始した築地市場とは比べ物にならないほどの伝統を持ちます。
意外ととてもこじんまりしており、清潔感あふれるフィッシュマーケット。1番の魅力は、その場で味わうことができる点。
港で捕れたばかりの魚を使用した料理は絶品で、ノルウェーの海の幸を満喫することができます。
ブリッゲンを眺めながら食事が出来るレストランエリアや、テイクアウトにもうれしい寿司やお惣菜も。夏季のフィッシュマーケットは屋外で、冬季のフィシュマーケットは屋内での運営となっています。
ブリッゲン、フロイエン山のすぐそばに位置しているので、セットでの観光がオススメです。
魚はもちろんのこと、野菜から乳製品までノルウェーの名産品や農作物も並んでいます。少し甘めのヤギのチーズ「ブルノスト」はノルウェー名物です。
ベルゲン魚市場(Fistetorget)
Torget 5, 5014, Bergen
ベルゲンの人気観光スポット4. コーデー(ベルゲン美術館)
ベルゲンには、2006年にいくつかの博物館が統合されて誕生した、コーデー(ベルゲン美術館)があります。
元々は旧ベルゲン美術館や西ノルウェー工芸博物館を含む5つの博物館が合併してできたこの美術館。2013年に現在の名前に変わりました。
この美術館は4つの建物から成り立っており、1日ですべてを回ることも可能ですが、アート好きな方は2日かけてゆっくりと鑑賞するのもおすすめ。
現代アート、彫刻、デザイン、音楽に至るまで、50,000点以上の作品が展示されており、多様な芸術を堪能することができます。
特に注目すべきは、エドヴァルド・ムンクの作品コレクション。
世界で3番目に大きなムンクのコレクションを保有していることで知られています。
コーデー / ベルゲン美術館(KODE Kunstmuseene i Bergen)
Rasmus Meyers allé 9, 5015 Bergen
入場料・開館時間/公式サイト
ベルゲンの人気観光スポット5. ベルゲン大聖堂
ベルゲン大聖堂は、歴史的な建築美を誇る重要な建造物。特に1880年代に行われた大規模な改修により、内装はロココ調のインテリアで統一。シンプルながらも深みと格調高い雰囲気がある現在の姿になっています。
一部はイギリスのウェストミンスター寺院の建築に関わった大工が手掛けたとも伝えられており、その重厚感と優雅さは訪れる人々を圧倒します。
また、大聖堂内にはキリスト教に関連する芸術作品が数多く展示。
キリスト教の重要なシーンを描いたステンドグラスや、青銅で作られた磔刑像などが含まれており、その美しさと荘厳さに圧倒されます。
ベルゲンにゆかりのある歴史的人物の記念碑も展示されており、これらの芸術作品や記念碑を一つひとつ鑑賞することも、ベルゲン大聖堂訪問の魅力です。
ベルゲン大聖堂(Bergen Cathedral)
Domkirkeplassen 1, 5003 Bergen
ベルゲン観光に役立つ情報
ベルゲンの旅行を計画する際に役立つ情報をご紹介!
ベルゲンでは通貨は何を使用しているのか、時差はどれくらいあるのかなど、基本情報を詳しく解説します。
ベルゲンでの通貨
ノルウェーの通貨はクローネ(NOK)です。クレジットカードがほとんどの場所で利用できます。現金が使えないレストラン、美術館・博物館も多いため、クレジットカードは必須です。
ベルゲンの時差
ノルウェーは中央ヨーロッパ時間を採用しています。
日本との時差は、夏時間が適用される3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までの間は、日本のマイナス7時間。それ以外の期間は、日本のマイナス8時間です。
ベルゲンの天気
ベルゲンは「ヨーロッパの雨都」とも称され、1年中雨が多いです。
特に、秋から冬にかけては降水量が多くなります。レインコートや傘を持参するといいでしょう。
ベルゲンの食文化
ベルゲンの食文化は新鮮な海の幸が豊富!
特に魚介類は様々な料理に使われ、地元のレストランでは新鮮な魚を使った料理を楽しむことができます。
ベルゲンへの行き方
日本からベルゲンへは、飛行機を利用します。直行便はなく、コペンハーゲンなどを経由して行くのが一般的。
オスロからは電車でアクセス可能です。
ベルゲン観光まとめ
北欧の魅力が詰まったベルゲンは、中世の風情が漂う街並みから壮大な自然まで、さまざまな魅力があります。
また比較的ヨーロッパの中では治安がよく、とても親切な土地であるため、女性のみや一人旅でも安心して旅行ができる場所。
ぜひベルゲンで自然や文化を満喫してくださいね!
あわせてこちらの記事もご覧ください。