冬しか楽しめない「2つの魔法」、デンマークのクリスマス
Updated 2024-09-05目次
- デンマークのクリスマス文化って?
- デンマークのクリスマス料理は?
- おすすめのクリスマスマーケットは?
「デンマークのクリスマス」と聞いてもピンときませんよね?
そこでこの記事では、デンマークのクリスマスの魅力を詳しくご紹介!
クリスマスにデンマークの旅行を考えている方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ぜひ、最後までお読みください。本ページはプロモーションが含まれています。
デンマークのクリスマスの魅力
冬の北欧、特にデンマークのクリスマスは何といってもその美しい風景が魅力。街全体が美しいクリスマスライトで飾られ、まるで童話の世界に迷い込んだかのような幻想的な雰囲気が広がります。
デンマーク語でクリスマスは「Jul(ユール)」。
11月の下旬からデンマークではクリスマスのシーズンが到来します。
クリスマスの時期にデンマークに旅行に行くなら、見逃したくないことは2つ、デンマークの「クリスマスマーケット」と「クリスマス料理」!
この2つについて詳しく解説していきます。
デンマークのクリスマスマーケット
Julemarked(ユーレマーグッド)と呼ばれるクリスマスマーケットは、デンマーク人も大好きなイベント。
歴史が古いものや地域に密着したものなど、デンマークでは数多くのクリスマスマーケットが開催されます。
クリスマスライトで彩られた木々、かわいらしい売店、心地よい音楽が流れ、訪れる人々を幻想的な世界へと誘います。まるで絵本の中に迷い込んだかのような、特別な時間を体験しましょう。
雰囲気を楽しむのはもちろんのこと、お土産に、自分用にクリスマスの飾りから雑貨、かわいいハンドメイドの小物などショッピングを満喫できますよ。
ここで、コペンハーゲンのクリスマスマーケットをご紹介します。
チボリ公園のクリスマスマーケット
コペンハーゲンで人気なクリスマスマーケットといえばやはりチボリ公園のクリスマスマーケット!
コペンハーゲン中央駅の目の前に位置するチボリ公園。日々、観光客のみならず、デンマーク人からも人気なチボリ公園ですが、クリスマスはその魅力は倍に。
さすがディズニーランドのモデルとなった場所。まさに夢の国のような、非日常空間。その世界観をもとめ、ヨーロッパのみならず、世界中から観光客が訪れるのも納得です。
ホイブロ広場のクリスマスマーケット
コペンハーゲン中央駅から歩行者天国のストロイエ(Strøget)を歩き約10分ほど、ハートや星のかわいいイルミネーションを眺めながら見えてくるのが、"CHRISTMAS MARKET"と書かれた看板。ここが、ホイブロ広場でのクリスマスマーケットです。
可愛らしい小さな露店が立ち並び、ステージではゴスペルなどのコンサートも催されます。オーナメントから北欧らしい柄の手袋やセーター、量り売りのチーズやハムも。グロッグ(赤ワイン)を飲みながら、チョコレートやワッフルをつまむのもおすすめです。
ホイブロ広場 - クリスマスマーケット
Højbro Pl., 1200 København K
開催期間/公式サイト
デンマークのクリスマス料理
デンマークのクリスマス料理はその風味豊かな味わいだけでなく、人々の暖かさやデンマークの文化を感じることができるもの。
この冬、新たな旅の思い出として、デンマークのクリスマス料理をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか?
ここからはそんなデンマークのクリスマス料理を紹介していきます。
フレスケスタグ(Flæskesteg)
ハムがメインのスウェーデンやフィンランドとは異なり、デンマークのメインディッシュはフレスケスタグと呼ばれるローストポーク。豚肉の塊の皮の部分に細かい切り目を入れ、オーブンでじっくりと焼き上げます。
クリスマスの食卓に欠かせない存在!
パリッと焼き上げた皮と、ジューシーな肉の部分が絶妙にマッチした一品です。皮の部分がいかに「パリパリ」としているのかが重要。中は柔らかくとてもジューシー。クセがなくシンプルな料理なので、とても食べやすいです。
付け合わせの定番は、ブリュンネ・カルトッフラー(Brunede kartofler)という、ジャガイモのカラメル和え。また、グレイビーソースをかけていただくのがデンマーク流です。
リュドコール(Rødkål)
鮮やかな赤ピンク色が印象的な、赤キャベツを蒸して煮たサラダのような付け合わせがリュドコール。
ちょっと酸っぱく、ローストポークの重さを中和してくれます。 日本ではあまり食べたことのない、クセになる味です。実際デンマークではスーパーで1年中売られているため、手作りで作る人は少ないリュドコール。
ビュッフェや付け合わせで見かけたらぜひお試しを。
エブレスキュー(Æbleskiver)
一見「たこ焼き?」のような形をしているエブレスキュー。
日本のたこ焼き機のような「エブレスキュー焼き器」がデンマークにはあり、たこ焼きと似たようなレシピで球状のケーキを作ります。ベリージャムと粉砂糖をふりかけたら完成。
外はカリっと、中はふわっと。味はパンケーキに似ています。
思わずたくさん食べてしまう、そんな一口デザートです。
リースアラマン(Ris Ala mande)
フィンランドやスウェーデン同様、クリスマスのデザートで定番なのが、ライスプディング。
家庭によって味は異なりますが、牛乳にクリームやバニラがベース。そしてデンマークの定番はチェリーソース。 そして鍋にはアーモンドが一粒丸ごと入れ、取り分けた際にアーモンドが入っていた人は、プレゼントをもらうことが出来ます。
牛乳にお米...どんな味か気になる方はぜひ食べてみて!
グリュッグ(Gløgg)
クリスマス料理の食卓を彩るドリンクといえば、「グリュッグ」です。
赤ワインをベースに、シナモンやオレンジピール、クローブなどのスパイスを加えて温めたもの。寒い冬の夜に、心も体も暖めてくれる一杯です。
ユールボィグ(Julebryg)
北欧定番のホットワインのほかに、ユールボィグというクリスマスビールも人気。デンマークの数ある醸造所がクリスマス時期のみ、期間限定で発売します。
デンマークのクリスマスを楽しむためのコツ
旅行中にデンマークのクリスマスを楽しむためには、いくつかのポイントがあります。
事前予約を忘れずに
クリスマスシーズンは、多くのレストランが予約で満員になります。そのため、特に有名なレストランで食事を楽しむ予定の方は、旅行前から予約をお忘れなく。
クリスマスマーケットを訪れてみよう
デンマーク各地で開催されるクリスマスマーケットは、地元の人々が手作りする料理やお菓子を楽しむ絶好の場所。特にコペンハーゲンのでは、幻想的なイルミネーションと共にクリスマスの料理が楽しめます。
時間をたっぷりとって訪れよう
クリスマスマーケットは、見るもの、食べるもの、体験するものがたくさんあります。時間をたっぷりとって、ゆっくりと楽しむことをおすすめします。
デンマークのクリスマスを楽しもう
以上、デンマークのクリスマスの見どころと魅力についてご紹介しました。
デンマークの冬は美しいクリスマスライトと暖かな雰囲気が広がり、訪れる人々を魅了します。さらに、クリスマスマーケットや伝統的なクリスマス料理は、デンマークの文化を深く体験する絶好の機会に。
クリスマス時期にデンマークに旅行をされる方は、ぜひデンマークのクリスマスマーケットやクリスマス料理をお楽しみください。
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