エドヴァルド・ムンクの世界を堪能できる美術館「ムンク」は、北欧ノルウェーのオスロにあります。
2021年10月にノルウェーの首都オスロのビョルヴィカ(Bjørvika)地区に新たに開館。13階建ての個性的なデザインの新ムンク美術館「MUNCH(ムンク)」としてリニューアルされました。
画家エドヴァルド・ムンクの大作からスケッチまでを一堂に展示しており、美術好きはもちろん、そうでない方も必ず満足するでしょう。
今回は、そんなムンクの見どころと、観光に役立つ情報を詳しくお伝えします。
ムンク美術館とは?
ムンク美術館は、20世紀初頭に活躍した画家エドヴァルド・ムンクの作品を集めた美術館です。彼は「叫び」という作品で世界的に有名な画家で、その作品はムンク自身の内面的な世界を象徴するものとして広く知られています。
ムンク美術館の見どころ
ムンク美術館には、一体どのような見どころがあるのでしょうか?絵画だけでなく、エドヴァルド・ムンクの世界を深く理解するのに必要な様々な展示があります。以下では、美術館で特に注目すべきポイントを3つに絞ってご紹介します。
ムンク美術館の見どころ1. 「叫び」
まず一つ目にご紹介するのは、エドヴァルド・ムンクの代表作「叫び」です。世界中の人々を魅了するこの作品は、ムンクの内面的な葛藤や恐怖を色彩豊かに表現した一枚で、観る者に強烈な印象を与えます。青と赤のコントラストが生み出す独特な世界観は、他のどの作品とも異なります。「叫び」は幾つかバージョンかあり、ムンクでは3種類の「叫び」が楽しめます。
きっとみなさんも教科書などで目にしたあの『叫び』。 実はなんと、叫んでいません。
「え?じゃあ何をしているの?」そう思ったあなたは、ムンク美術館へ!
ムンク美術館の見どころ2. 1日で回りきれない充実さ
こちらの美術館「ムンク」では、1人のアーティストに捧げられた美術館としては世界最大級の面積を誇り、館内にはこれまでにムンクがこれまで残した、実に27,000点もの作品が所蔵。
美術館は13階構成になっており、その内容はぎっしり。カフェや野外テラス、レストランも併設されているので、休憩を挟みながらゆっくり楽しむことができます。
ムンク美術館の観光に役立つ情報
訪れる前に知っておくべき営業時間や入場料、そしてアクセス方法を詳しく解説します。
ムンク美術館の営業時間と入場料
ムンク美術館は、通年で開館しています。開館時間は季節により異なり、5月から9月までは10:00~18:00、10月から4月までは10:00~16:00となります。
入場料は、大人で120ノルウェークローネ(約1,500円)、学生やシニアは80ノルウェークローネ(約1,000円)で、18歳以下の方は無料となっています。混雑を避けるためにも、オンラインで事前にチケットを購入することをお勧めします。
ムンク美術館のアクセス情報
車で訪れる場合も、美術館の近くには有料の駐車場がありますので、そちらを利用することができます。
ムンク美術館はこんな方におすすめ
- ヨーロッパの建築を見たい
- 演劇やコンサート、芸術を鑑賞したい
ムンク美術館観光まとめ
ムンク美術館は、エドヴァルド・ムンクの芸術を包括的に理解するために訪れるべき場所。
訪れる前には、営業時間や入場料、アクセス方法をチェックすることを忘れないようにしましょう。美術館はオスロ市内から公共交通機関で簡単にアクセスでき、一日をゆっくりとムンクの世界を堪能することが可能です。
ぜひ、この機会に北欧旅行の一部として訪れてみてください。